『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

さくらばな のどかににおう 春の野に 蝶もきてまう そでのうえかな

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 さくらばな  のどかににおう 春の野に  蝶もきてまう  そでのうえかな


 財布にある小さなファスナーポケットの中から、こんな和歌の書かれたおみくじが出てきました。いつどこで頂いてきたものか、とんとわかりません。…ということは、ずいぶん前のかしら…と思ったんだけど、財布の中身は時々チェックしているので、そういうのは財布に入れたままにはしてないなず。…というか、何てたって、ここにそれが入っていたことさえ記憶にないんです。

 春の野を遊び行くここちで立身出世できるし、よき方から引きたてられるが、おごり高ぶることのないように(心正しく無いと、災いが来ますよ)っていうような言葉がその下に書かれています。

 春の野を遊び行く心地で立身出世なんて、まるでしそうにないし、とんでもなく引き上げてくれる良き方なんてのにも心当たりはない…。だから、「心正しく無いと災いが来ますよ」ってのだけが、妙に心に響きます…

 まっ、何にしろ、今これを見つけたことに意味があるんだろうと思いなおして、「わかりました。いい子になります(いい子? えらいサバ読みでんな)」って誓っておきましょうかね。



※画像は、わが家の今年最後の利休梅の花。