『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

スマノミクス再び~聖地巡りをしながら待つ人たち~

  どんな人のファンでも、いや映画でも(昨年は「君の名は。」の聖地巡りをするファンの話題がありましたね)、自分の尊敬する人や好きな人が訪ねたところ、そして、好きな映画の舞台になったところを自分も歩いてみたい…。そう思う気持ちは誰にでも(すべてにではないかもしれないけど)あるものだと思います。

 昨年末解散した「彼ら」についても、やっぱりいろんなロケの場所を、「スマ友」さんとめぐったという話を、昨年から時々お邪魔するブログで見かけます。「何も言わないのに、『(ここに来たのは)SMAP(で)でしょ?』ってお店の人に声をかけられ、自動的に(!)その時の話を聞かせてもらった。そりゃ、わかるよね。他のパンには目もくれず、パンを必死に撮ってるお客なんて他にいないもん」って…。そして、「慎吾ちゃんは、ザキヤマが『(横断歩道なんて渡らずに)早くこっちへ来て』というのに、『僕は(SMAPだから)絶対それはできない』って、ちゃんと横断歩道を渡っていった」なんて話を聞いたりするらしい。そして、あちこち訪ねてほっこりした後は、彼らのこれまでを、そしてこれからを語る時間―。わかるなぁ…。
 
 一週間余り前、そんな彼女たちに朗報がありました。土曜の夜、末っ子君がやってる生番組に、長男君(リーダー君)がゲストに訪れるという告知があったからです。それを聞いただけで、一瞬死んだとか…、泣いた…という人続発。SNSなんかでのこの話題にふれられることも一気に増え、当日には、バラエティのポイントとしては、おなじ土曜に番組を持っている後輩君たちの番組を20倍ほど引き離した、とんでもないポイントをたたき出したとか…(私が見た時は、ですが、ツイッターでのつぶやきの数も20万を超えそうでした)。

その日そこには、『笑っていいとも』のテレホンショッキングの時のようなやり取り(わざと自分の番組のポスターを持ってきた長男君。何の打ち合わせもなさげだったのに、スタッフに向かって、「これ貼っといて」と普通に応える末っ子君)に始まって、いつも以上にやたらハイテンションな長男君と、参観日の子供君のように、ちょっと照れ加減だけど、とにかくうれしそうな末っ子君のジャブの応酬がありました。

そうそう。末っ子君の求めに応じての『SMAP×SMAP』の)ビストロでの「おいし~!!」の再現…など、私でもわかるシーンもあり、楽しい1時間でした。彼ら、特に末っ子君が多用するという、言葉ではないファンの方にはわかる暗号(身につけるものとか、洋服のこととか、絵が意味を持つ)で示す「想い」などがわかるだろうファンの方たちは、もっと感じることがあるだろうなとも思いながら番組を見終わりました(実際、いろいろあったようですね)。
 
二人はあまりにも「当たり前で」、それでいて、一人でいるときよりもはるかにかっこよく見えました。あれ、何ででしょうね。彼らは、1+1=2ではないみたい。それなら、1+1+1+1+1なら? …とんでもないじゃない。

一説には、去年の騒ぎで入所応募が1/5ほどに減ってしまい、さらに、思っていたよりずっと減収になってるらしい事務所さん。…判断を間違えましたね。この期に及んで、後輩君のスキャンダル隠しに、デフォルメした「彼ら」の噂を週刊誌に売ってる場合じゃないと思うけど…。
 
 まっ、それはいいとして、言いたいのは、再びの「スマノミクス(SMAPによる経済効果をいうらしい)」の話。
 
この日のテーマは、『1000円以下で買えるご飯の「友」』(多分、二人の関係をかけて、ご飯の「伴」を「友」としていたのでは?)。とにかく、末っ子君としゃべりたいらしい長男君。商品の紹介VTRの最中も、横にいる彼の方を向いていろいろ語り掛けます(末っ子、軽くいなす)。そして、いくつかの試食の時、彼は好きじゃないものについては、「美味しいとは思うけど」と、遠慮なく顔に出すんですね。それを見ていて、「わかってるよ。(美味しいおいしく無いじゃなく)ぐちゃっとしてるの…だめなんでしょ!」と言いだす末っ子君。「お前俺のこと知ってるだろう。打ち合わせしたとき、それを言わなかったのか」と聞く長男君に、「試食には好きなものだけが出てくるわけじゃないの」と言い聞かせます。そして、最後に言いはなったのは、「(長男君は)ほんと司会者! ゲスト(になるのは)下手!」。なんかコントのようでした
 
これを見ていたスマファンの家庭では、いろんなシーンが見られたようで、その時、誕生日を迎える奥さんに「程度はあるが、何でも買ってやる。何が欲しい」と聞いたら、かぶり付きでテレビを見て泣いたり笑ったりしていた奥さんに、「だったら、(お祝いに)私にSMAPを返して!」と叫ばれ、「何とかしてやりたいけど、俺には無理だ」なんてつぶやきもありました。
 
 この番組が見られない地方の方もあります。だから、「お願いだから(内容を)つぶやいて! 画像を上げて!」という絶叫のようなつぶやきがあったりもした…。少し後には、Youtubeで見られるだろうとわかっていても、リアルタイムで参加したいんですね。ああ、せつないほどわかる…と思いました。
 
 そして、こんなようなつぶやきがいくつもあったんですね。「うちのまさひろがすいません。どの商品も美味しいのはわかっています。ああいうやつなんです(食の偏りがひどいそうな)。このお詫びは、私たちが必ずしますから、許してやってください…」。
 
 そして、彼が試食の中で唯一「これ、うまい!」と食べまくった、北海道の「鮭キムチ」とやらを作る会社のHPは、夜中にもかかわらず、番組が終わるや否やダウン。そして翌日には、1年で売れる分の「鮭キムチ」が予約されていましたとさ(他のも言葉通り、納品まで数か月待ちとか…)。めでたし、めでたし…(?)。恐るべし、愛。



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     裏庭のブルーベリーの木も、にぎやかになりました