おまえを救(たす)けにゆく

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             夢をつかむ手が むなしく空に 輪を描き
             今日までのすべてが 無意味だと 思うとき
             すがるものさえもなく 崩れる心の隅で
             思い出しておくれ 俺がここにいることを
    
             離れても そうさ
             隔てている すべて 
             飛び越えて 逢いに行くよ
             おれを呼ぶ その場所へ
          
             きっと 救(たす)けにゆくよ
             おまえを 救けにゆくよ


             淋しさに 泣いて 自分が信じられずに
             みえない壁の前で 立ち尽くす そのときも
 
             わすれないで そうさ
             ひとりっきりじゃ ないと
             いつだって おれの名前を
             よべばいい その場所へ

             きっと 救(たす)けにゆくよ
             おまえを 救けにゆくよ

             Be my friend.
             Yes,my friend.
             きっと 
             おまえを 救けにゆくよ
                       (上田正樹 『おまえを救けにゆく』)

 

 泣き方さえも、忘れてしまった。そんな頃がありました。ずいぶん前に出された、『Slow Touch』というアルバムに収められているこの曲に出逢ったのは、そんなときでした。全く同じ状況。せっかく握ってくれた、こんな手を、放してしまったのは、ほかならぬ私なのだと思い知ったのも、このときでした。そして、人間というのは、これほど泣けるものかと思えるほど私は泣き、立ち直りました。
 思えば、私はそんな何曲かの曲たちに、ポイントポイントで救われてきた気がします。そんな曲たちに出会えるのは、幸せなことですね。今度であった手は、全体に放しません(笑)。
              (我が家の看板犬ヨンヨン…命名わが母。ただし、動きません)