はまるヨン様

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 断っておきますが、私は「ヨン様」という呼び方は好きではありません。ある少年の言葉で、このタイトルにしちゃいました、実は、Kiokkeさんの↓コメで、思い出してしまった去年の、あるところで話の頭に使った出来事なんですがー。

 去年↑のコマーシャルが流れていた頃。私は、プリンタのインクを買いに、電気屋さんに行きました。パソコンのあれこれのコーナーの向かいのモニターで、まさにこのCMがながれていて、その前に2人の高校生がいました。この2人がいなくなったら、離れてここからちょっと見ましょうと思いながらインクを探してたんですが、この二人、帰りゃあしない。盗難防止のコードのついたハンディカム片手に長い話を始めたんです。

 時は土曜の午後。2人は、部活帰りらしい、見るからに体育系の男子高校生。そのなかの少年Aが言ったんです。「(時間をもてあましてた休みのある日)お母ちゃんの留守に魔が差して、『冬ソナ』を見た」と。そう。「魔が差した」、と、そやつは、言いやがりました。ところが、「面白かったんだ」というんです。結局、五話まで見たあたりで、お母さんが帰ってこられ、慌てて元に戻したものの、それからは、先が気になって気になってどうしようもなくなり、誰もいないときを見計らって、誰かに見られたらどうしようとドキドキしながら、何日もかけて、途切れ途切れに見とおしたのだというのです。

「あれは、はまるぞ、おい」と彼は言い、いろいろ解説を始めました。興味深そうに聞く相方B。一度見せろという話になりました。そして、「お母ちゃんのいないときに来いよ」ということで、日にちが決まり、二人は去っていったのですが、少年Aは、「おれ、はまったなぁ。ヨン様気に入った」と、これからは「おかあちゃん秘蔵」の、「愛の群像」と「ホテリア」を、見るのだと話しながら去っていきました。

 そして、私は思ったのです。「好きも嫌いも、すべては見てから。人それぞれ、感じ方は違うだろうけど、想像ばっかりの、頭でっかちはいけません」というような、立派な話ではありません。私が思ったのはただ一つ。『冬のソナタ』は、アダルトビデオか!(怒)