『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

ホーランエンヤ

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ホーランエンヤ。似た形のものは日本全国にあるんでしょうが、これは、松江市で10年に一度行われる船神事です。


あれやこれや、くわしくはここ



 山陰に住む私たちとしては、その現物を見ていないまでも、歌舞伎のように女装した乗り手が、狭い船の舳先で舞う姿がすぐ思いだされるんですが、今年は何だかしらないけど、えらく力が入った番組(あるいはコーナー)がずいぶんありました。今日も今日とて、ローカルのテレビ局の3局がホーランエンヤの生放送をやっているという徹底ぶり。

 行ってみてもいいかなぁと思ったんだけど、もみくちゃ以上の人の群れに交じる気にはなれず、家での観戦(?)とあいなりました。何でも、観光客の数はうなぎのぼりで、そうでなくても川の両サイドはとんでもない人の群れなのに、海外の方もまでいらっしゃるらしいんですね。

 たまたまといえども、その紹介番組を見てしまっている私には、今日の神事での姿に、先輩に教えを乞うまっすぐな瞳の少年たちの練習風景が重なって、思わず胸が熱くなってしまいました。「このクソ暑い中で、ああ。立派にやってる~」ってね。

 10年に一度なので、今日参加してる、たとえば中学生の子たちでも、20代前半の青年になって、新しい子たちの教育係になるんですね。そうやって、伝えられてきた。それも、子供の数の減少で今回は小学生まで参加してるとこもあるそうな。

 それはそうと、この神事が行われた9日間の間の経済波及効果は35億円ということですがら、そりゃ張り切って報道もやりますかね。…ってことより、ここ数か月でやっと少し絞った体重。この数日間に、おっきいカップのアイスを毎日食べたらどうなるか…。え~え~。。わかっとりますよ