
彼岸の中日のための買い物をしてきました。
お昼頃、お花屋さんの店頭でお墓や仏壇の花を選んでいたら、20代後半から30代かなぁと思える男性がやってきたんです(通りすがりの横顔で判断。後で確認して、多分正解と思った次第~)。
「あの…。あそこの花束…」(仏事のお花がお店の前に広がっているせいで、お店の片隅に追いやられたいくつかの作り置きの花束を指さす)
「お好きなのをお作りしなくていいですか?」とお店のお姉さんの声。
「あっ…。あれでいいです」
「そうですか…。贈り物ですか?」
「ああ…。はい…」
「男性? 女性?」
「……女性…です」
「ん?」(耳がダンボになって、冷やかし半分なhikari心の声)チラッ。「おっ。なかなかのイケメン君。お昼休みに買いにきたのかな~」(再びの心の声)
「メインの色は…」
「その…、ピンクかな」
「はい。これね」(花束を見せたらしい)
「あっ」(うなずいたよう)
彼がいくら払ったのかは聞こえなかったんだけど、そのあとで一言…。
「あの…。メッセージカードはありますか?」
「はい。ありますよ。どれにしましょう」
いくつか見せてもらっているらしい気配。
「じゃ、これを…」
「ですね。それが合いますね。かわいいです」
「どうも」の一言を残して、そそくさと去っていった彼。あの花束、一体誰にあげたんでしょうね…
