『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

二の宮めぐり~大神山神社 びっくり三昧~

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 一体伯耆の二の宮ってどこ…から始まった二の宮まいり。今回の大神山神社まいりは、雨に濡れた自然石の参道の歩きにくさをはじめとして、ほんとにあれこれびっくりのお参りでした。それと同時に、ちゃんと調べていかなかったことが、これほど「あらら」なことになったお参りも、これまでなかった気がします。これまで特に詳しく知らなかったからといって残念だったとか思うことはそうなかったし、むしろ「あ~。こんなこともあるんだ」という驚きに変わって面白かったくらい。だけど、今回は、知らずに残念だったと思うことが多々あったんですよね。


 一つには、行って経験したから分かったことだけど、お参りのタイミングです。最初からネットで見かけていたし、理屈ではわかっていたんだけど、実際に歩いてみると、雨降りの中のあの参道や石段は半端じゃないです(100年単位で治してないところもあるかも)。そうでなくても、おしゃれな靴なんて絶対ダメ!ですからね。参道ゴツンです。まして、シーズンオフの時期は、それも雪が降るかもしれないと思われる時期は、しっかりと天候を調べてから行くか行かないかを決めたほうがいいと思います。二度と行くことがないとしたら、余計にね。

 それに、参道は若葉青葉(もしくは紅葉)のシーズンの方が風情がありそうですから、そういう時期の「降水量0パーセントの晴れの日」を選んで行ったほうがいい。その前に、私は足を鍛えなきゃ。アスファルトのわずかな坂道や段差、平道を歩くのとはまるで違うとつくづく思いましたから。まっ、雨でなければなんとかね~。


 何より残念に思ったのは、見てくださいよ~。上の小雨の中で私が撮った写真と、下の他のところからいただいた、見事な境内からの眺めの違い。あの社殿の向こうには、こんな風景が広がっていたんです!




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                    こっちの方が上まで見やすいかな。



 あ~。大山だ~。いや、いるのも大山(の中腹)なんだけど、お天気ならその境内の向こうには、それより上の、こんな山並みが見えるんです。他のところにはあるのかもしれないけど、こんな風景の見える境内を私はこれまで見たことがありません。


 さらに、最初から行かないと決めていた山頂踏破への道の途中、30分ほど歩いた(と書かれていた)ところに、「元谷」と呼ばれるところがあるようなのですが、その元谷では、こんな風景が見られるらしいんです。



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ここでは 年中雪が見えるといいますが、今年は雪が降ってないからどうなんでしょう。でも、ハイキング感覚でここまで行けるのなら、行かないのはもったないかも。まぁこれはその時の足と相談して決めたらいいことですよね。だめだと思えば、引き返してもいい。登山というより、山歩きに慣れてないとここまでは厳しそうでもありますから。これも御神体…の一部です。さらに、この前の記事で書いた賽の河原。もう少し下まで降りたらこんな風景が見えるらしい。これはもう……。



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ちゃんと調べて行ってれば、あの社殿内部も拝見させていただけたのにってその後悔もありました…。そして、もうひとつ知らなかったこと。これはネットではわからないことなんですが、新婚時代からの一時期、父方の祖父母はこの大山のすそ野に住んでいたんだけど、実は、父がお宮参りをした氏神様は、この大神山神社だったようなんです。全然知らなかった。父からは「そのお宮」の話は聞いていたんだけど、どことは聞いていなかったんです。あんまり信心深い人でもなかったしね~。父としては、ごく幼いころに今の場わが家のある所に越してしまったせいで、あまりなじみのない所だからかもしれません。でも、それを知ってやっとわかりました。伯耆二の宮を訪ねるために、あれこれの出来事があったのかもしれないって…。ここに縁があったんだ、私…(父が…か)。


 
 大神山神社。魅力的な神社です。