『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

やっと読めた(やっと……Part2)

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 パリの例の個展の話…の前の段階で、「はなしなが」と言われてしまったので、少し短くするかと思い、あれこれいじっているので、もう少しだけ後に回します(で、やっぱり書きたいことを書こうと、長くなるかも)。

 それはともかく、また水にまつわるトラブルです。今度は、物置のとこにある水道の蛇口の先が壊れました元々泡沫蛇口(泡のようになって出てくるタイプ)だったのを新しいのと交換することになり、「すぐに取りつけられるのは普通の蛇口」…と水道屋さんにいわれてそれに換えていたのが、やっぱり水はねがひどいと、泡沫のようになる取り付ける器具をつけていたんですね。それからまた長い時間がたって、どうもそこが腐食してしまっていたようで、昨日の夕方、水道の先端がぶちっと落っこちたんです。、

 まるでのこぎりの歯のように腐食している部分が危ないので、水道屋さんに連絡したら、「行かせてもらうけれど、明日は忙しいので、いつ行くという約束はできない。途中空いた時間に突然行くかもしれないから、時間はわからない」とのこと。とりあえず待つことになりました。朝から待って落ち着かない時間を過ごし、来ていただいて水道の蛇口を換えていただいたのは夕方。いつ来るかわからない人を待つのは厳しいですね。…というより、もう水をつかう関係のトラブルは…、いや。もうトラブルはいいです

 そんな今日にも救いはあって、夜『のど自慢ザ・ワールド』というので、外国人の方の、まっすぐな歌が堪能できたんです。何回も続いているこの番組。今回は初めての方ばかりということだっけど、まぁ、見事。個人的に好きな声質(どストライク)の方も多く、とてもきれいな日本語のまっすぐな歌は、ちょっとうるっとするくらい心に響きました(司会する、「彼ら」の長男君の、「彼ら」の曲が出てきたときの表情は…せつなかったな。何を考えているンだろう…って)。

 そんな心のまま開いたのは昨年買ったまま、あれこれの出来事のためにパラパラと開いたままだった、↑の絵本。 昨年、この作者の、『ルリユールおじさん』を読んで、主人公の女の子とともにパリの街を駆けまわったように、今回は、登場する少女や植物の先生とともに400年ものの古木もある、やはりパリの(?)植物園をさまよいました。

 

 昨年かいた記事、 『ルリユールおじさん』



 ああ、なんていい風景なんだろう…。大体にして、神社などの巨木好きな私にとって天国のような場所。そして相方の、植物の先生…、さらに、その助手(?)のソフィー(前作を読んだ方、この名前に聞き覚えは?)。いい役者が揃っています。


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 その絵と風景、そしてお話、すべてに惹かれました。絵本いいですね~。さらに、この筆者さんの描くおてんばな少女は絶品! (今度は、『チェロの木』だな)。

 いろいろあったけど、いい一日だった。そう思えた夜です。





 人はみな心の中に、一本の木をもっている。 (『大きな木のような人』より)