出先の雑談の中で、どういう流れからだったのか忘れましたが、相手の方から、「旧姓がとても珍しくて恥ずかしくてね。名前を呼ばれるような場所で、じろじろ見られたり、笑われたりするのがいやだったから、結婚して、ありがちな苗字になれてうれしかった」なんて話が出ました。
「へぇ。なんてご苗字だったんですか?」と、相手が嫌だったというのに、それを聞く私。
「いや。変な苗字だから言いたくないわ」
「いや。大抵のことなら驚きませんよ。けっこう変わった苗字の同級生とかいましたからね」
「へぇ。どんな苗字?」
「○郎丸。なんか、すごい苗字でしょ~」
……しーん……。
―んっ?どうしたんですか?、その不審げなお顔は…。
「知ってたの?」
「えっ?( …って、まさか…)」
「だれかに聞いたの? 私の旧姓」
「ほんとに」
後で調べてみたら、その苗字は日本の中で岡山と鳥取で多い苗字のようです(それでも私の見たのでは、どちらも県内で80人と書かれてました)。嫌いだというご本人のためにあえて一文字自主規制しますが(ピー)、岡山の人でも鳥取の人でも、その縁者でもなく、やたら人が多いのにその姓の人口がたった20人ほどというところで、その旧姓の人に出逢うなんて、こんな偶然ってあるんですね~。ちなみに、ラグビーで有名になったあの方と同じ苗字ではありません。
※ふたたび、こんな風にしたいなの、ハーブのあるキッチンの窓画像~。