この前書いた、バタバタしていたという期間に、すごく力になったり、すご~い!と思えたことがいくつかあったのに、どこもちゃんと書いて(ニュースにして)くれてないようなので、二つばかり書いてみようと思います。そのひとつめは、こんな話題です。
【ブリュッセル共同】欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO、本部ブリュッセル)加盟国代表で構成する北大西洋理事会は、25日までにブリュッセルの在ベルギー日本大使館にNATO〇本政府代表部を開設することに同意した。代表部大使は林肇駐ベルギー〇本大使が兼任する。(後略)
元記事
NATOってよく聞くんだけど、どういうものかよくわからなかったんで、ちょっと調べてみました。NATOとは、加盟国が互いに、集団防衛・危機管理・協調的安全保障の3つについて協調してやっていく組織で、アメリカやイギリス、フランス、カナダ、スペインやドイツといった国々が参加しています(なぜかロシアは入っていません。さらに、この組織は国連とは関係ありません。だから、一国だけの拒否で話がだめになるとかいうことにはならないんですね)。
そういうものなので、万一NATOに加盟しているどれかの国が敵に攻められた場合、加盟国はその国を助けるためにみんなで攻めていくことになります(ちなみに、参加国の兵士は徴兵でなく「志願制」です)。日〇は、これまでこのNATO の非加盟国だったので、「どこかの国」が日本を攻めてきたとしても、基本としては、どの国も助けに行かなくてもしょうがない状況にあったんですが、今回「NATO〇本支部」を置いた。つまり、日〇はこの加盟国のNAKAMAになったということですから、どこかの国が攻めてきた時には、NATOに加盟している国々が助けに来てくれることになります。
ごく最近のテレビや新聞のニュースでは、某国と某国のトップの対談で、「我が国は孤立してしまう」なんて論調のところがありましたけど、孤立どころか、今回のことでたくさんの味方(西側の)をつけたということです。新聞などの書いていること、言ってることとは真逆に近いんですね。
これは、「海の向こうの怪しい動きをする国々」にしても、「日〇を攻める=NATO加盟の国々を敵に回す」ということになるので、簡単には攻められない状態を作ったということでもあるんです。私たちにとってとても力になることなんですね。
それと、もうひとつ大事なこと。これ、現政権の憲法改正の方針を批判する時によく使われる内容についての話なんですが、そういうことなので、国民一般に直結したことでいえば、兵器の精巧化などで、2~3年程度の徴兵を受けた、素人同然の兵士などは戦力的に役に立たない(つまり邪魔な)うえに、今度のことで、「徴兵になる確率がさらに低くなった」とも言えるようですよ。
今回のこと、実は安〇さんの功績なんです。私はあの方の方針のすべてが正しいとは思ってないんだけど、報道をほっといて冷静にあの方がこれまでやっていることを(流れを)見ていると、「ありがとう」とい気持ちになります(何様だ?)。
何でこれ、新聞に書かないんでしょう。何でこれ、テレビで言わないんでしょう。先行きどうなるんだかわからないよその国の会談話を生放送でやるより、私たちにとっては有意義で大事で、うれしい話題だと思うんだけど…。私たちに知らせて、喜ばせたり、力づけたりしたくはないんですかね?
(長くなったので、一回ここで一区切り)