…と、言われそうな気がするんだけど、昨日の記事に関連してそう言えばと思い出したことがあります。…っていうか、それが一番思ったことだったんじゃない?…と気が付いたという話なんですが…。
Episode01~03とそれぞれに個性の違うものだというお話はしました。でも、それがEpisode04で見事に一つになっている…というのも、私がいまさら言うこともないくらいあちこちで語られていることだと思います。ふっと思ったのはね、この映画では3つだけど、実際は5つ(場合によっては6つ)のEpisodeがある…ってことなんだろうなってことなんです。それが、夜を超えたら「約束の場所」で一本の糸となる…。いや、一本の太い糸とするんだという『決意表明の映画』。言葉では言えないけど、それをここまで支えてくれたNAKAMAへ(もちろん映画を見た人たちへも)伝えたかったんだろうなと思ったんです。エンターテインメントだから、全然別の解釈をしていいわけなんだけど。
いろんな解釈と言えば、撚り合わさって一本の糸となる前のEpisode03の中で、印象的な言葉があったなぁ。真ん中君が言うんですね。「文春砲なめんなよ!」って。時事問題に明るい(?)太田光さん(爆笑問題)が監督さんだけあって(それぞれの監督さんが脚本も書いてるらしい)、爆笑ものののオスプレイの解釈などを折りこんでいたりするんですが、文春砲といえば、あれこれの不倫など、ワイドショーが固執する話題を散々提供しているものですよね。でも、みょーに引っ掛かったんです、その言葉が…。唐突すぎる…というか。まぁ、太田さんだから唐突でも不思議はないんだけど。
―わざと言わせた…か?
あとでそれを思って、そう言えばと思い出したんです。あの騒動のさなかで知ったことだけど、この雑誌が某事務所の副社長さんへのインタビューをしたとき、その方が「彼ら」の元マネージャーさんを突然呼び出し、「『彼ら』を連れて出ていけ」と言ったと、この雑誌が書いていたことを。つまり、「散々反逆者のようにして、公開謝罪までさせてくれたけど、独立を勝手に画策したのではなく、そうしろと言いだしたのはそちらですよね?」ということだったのかなぁ。どっかの話のように、後で音声を合成したとかではなく、その時に録音されてしまっているので、それが否定のしようもない事実でしょ?と。それを盛りこみたいほどに、つらい出来事だった…ということか、と。まっ、考えすぎかもしれないね。
とにかく、映画です。エンターテイメント。それぞれのシーンを楽しめばいい。NAKAMAでもなく、あの騒動であれこれ知って怒った私のようなやつでもなく、ただそれを楽しんだ人たちが何度も足を運んでる…らしい。すてきな映画が登場した。それでいいんですよね。