『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

変わった地震

 こちらで昨夜…というか、今朝というか、真夜中に地震がありました。島根の西部という、私が知る限りそんなに覚えのないところでが震源地の地震でちょっと驚きましたけど、これが地震だと気づくのに時間がかかった、不思議な揺れ方の地震でした。

 その夜中に食器棚をのぞきこんでいた私。ちょうど床に膝をついていたところだったんだけど、いつも地震の時に感じる、地面から突き上げるような衝動が来るとか、ご~~っという低い地鳴りがして、地面から左右に揺れる…という感じではなく、たとえれば、開けっ放しだったドアか全開の窓から、とんでもない風が一気に入って来て、家具を揺らし放題に揺らす…といった感じでしょうか。全然知らない揺れのパターンだったので、一瞬、「どっか開けっ放しだったっけ」と本気で思ったくらい。で、その後、「ああ。これは揺れてるんだ。揺れてるんだから地震か…」と気づいたんですよね。

 「これは油断してしまうわ」と思いました。家具の揺れはけっこうなものだったけど、恐怖感や、ドキッとする感じが全くなかったんですから。ただこれは、まだ起きていてコーヒーの一杯も飲もうかと思ってクッキングヒーターの前に立ち、たまたましまい忘れていた保存容器を見つけてしまおうとしていた私(ややこしいな)が感じたことなので、もうしっかりベッドや布団で寝てらした方たちとは違うかもしれません。ただ、少なくとも突き上げや地鳴りがなかったし、揺れるのも地面より高い位置だったと感じたのは間違いありません。地震にはこういうパターンもある。これを肝に銘じて置かなければと思いました。

 ところで、そんな昨日。素敵な頂き物が二つ私のところにやってきてくれたんです。一つは、県内にある、スサノオさんがご祭神の神社のおみくじ。こんなやつで、尾ひれのところに穴があって、そこにおみくじが差し込まれていました。

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 名前がいいでしよ~。一年安鯛(安泰)ですよこれ、口のところからでいているひもを結べば、まるで釣り上げた鯛のような形で、好きなところにぶら下げて置けるようになっています。なんてたって、一年安泰ですからね~。ええ、机のそばにぶら下げますよ~。ただ、これを持ってきてくれた友達は、これがおみくじだとは知らなかったらしくて、私が「大吉だったよ~。この前、伯耆(ほうき)一之宮さんで引いたのと同じで、自分の思う通りの港につくことができるけれど、信心を怠るな。調子に乗るな~って書いてあるとメールすると、「えっあれ、おみくじだったの? あなたにウケそう~と思っていただいてきたんだけど」とのこと。まっ、漁夫の利ですかね


 そして、もう一つやってきたのは、私が去年の秋から行きたいと思っている、天橋立にある、元伊勢の「籠(この)神社」に行ったという友達からのもの。なんと、聞いたことがないこんなお守りでした。


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 「言霊(ことだま)守」というそうです。「言葉を扱うhikariちゃんに、ちょうどいいと思って」ということだったそうですが、「言葉によって、人や自分が傷つくことがなく、幸せになれるようにというご神威がこめられている」との添え紙がありました。そうですね。言霊は大事ですよね。

 もしかして、たまたまとはいいながら、あっちこっちからやってきたこのお守りたちのおかげで、夜中なのに大した不安もなくいられたのかしら…と思ったりして…。あっ、こっちのは言霊だったから違うか… そうそう。お守りを頂いて、バックなどのどっかにぶら下げるとかではなく、入れて置く人はいませんか? そうなると、いつもひもが邪魔になることがあるでしょ? このお守り、こんな風にしてありました。これなら、問題ないですよね。目から鱗でした。いや。前からそうしてるよ~ってひとの方が多いか。

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