’18の3.11

イメージ 1





   今日お伺いしたお宅に、何とかテリア(聞いたけど忘れちゃった。ちよっと聞いたことのない名前だったので)のワンちゃんがいました。その子「セブン君」は、7年近く前にそこの住人(住犬?)になったんだそうです。最初、「ワンワンワン」と3度激しく吠えられました私、吠えられることはあんまりないんだけどな

 「悪気はないの。挨拶だと思ってやって。多分もう鳴かないから」。その通り。あとは私の周りをくるくる回ってから、おとなしくそばに座ってるいい子でした。

 セブン君がここに来てから、(別の意味でつけられたんでしょうが)名前の通り7年近くがたったんですね。彼は宮城県から飛行機に乗ってやってきたんだそうです。あの地震で飼い主がわからなくなった、「被災犬」。そんな子を家で飼ってやりたいというのと、病気でリハビリが必要になって、ふさぎ込むようになってしまったおばあちゃま(今はとってもスムーズに動かれるようになってます)に寄り添ってほしくて…というか、互いに寄り添いあってほしくて来てもらったんだそうです。

 最初の頃、おびえたしぐさが多かったというセブン君。今は、「僕はずっとここにいたんだよ」…というか、「ここで生まれたんだよ」ってくらいの勢いで(どんな勢いだ)、家族の一員の顔をしていますが、なぜか2階には絶対に上がらないんだそうです。だから、「この子、2階で暮らしていたか、2階にいた時に被災したんじゃないかと思うのよ」。更に、とにかく暗がりが嫌いなので、夜中も彼のいるところだけは明るくしてあるんだそうです。

 「今もその時のこと、覚えてるってことなんでしょうか」と、彼を見ながら私は言いました。「覚えてるでしょうね。それだけのショックだったのよ。まだチビ犬だったこの子にもね。どんなにかわいがってやっても、一生忘れることはないかもしれないわね」。

 「セブン君、もう大丈夫だからね。大丈夫だから、安心していいんだよ」。彼の顔を見ながら言う私を、彼は不思議そうに見上げていました。

 


でも、絶対はないかぁ…