やっと心が平常運転に戻ってきたのか、この頃ふと耳に入ったり、目に入ったりした言葉を心にとめることができるようになりました。昨日のパラリンピックのイベントの話を記事にしようと思ったんだけど、今日心に止まった言葉があったので、ここに置いておこうとも思います。
体調崩すと、すべてが止まる
特別な言葉じゃないんだけど、この言葉を読んで、ホントだなぁと心底思ったんです。私は、去年のひどい気管支炎のときがそうでした。やらなくてはならないことだけはギリギリやってはいても、他に書きたいものがあっても、読みたい本があっても、全然その気になれない。行きたいところがあっても、とても体力に自信がない(冷たい空気でせき込んでしまうんじゃないか…とかいう心配をしたり、前のように動く自信もなくなって…)。何をやっても根気が失せていて、これまで出来ていたいろんなことができなくなってしまっていた。そう。体調を崩すとすべTが止まるんですよね。文字通りです…。
私の年長の友達のお兄様が末期のがんで入院されていて、その友達がお見舞いに行ったという時の話です。事業家としてはまずまずの成功をおさめた方だったそうなのですが、お見舞いに行った友達ともう一人の御兄弟に、「体に気をつけろ。元気でいろ。それだけを言いたかった」と言われたんだそうです。「金なんかいい。そんなものどうでもいいから、健康でいろ」と。お金はいりますよね~、使いたいくらいには…と私のように言えるのは、明日を生きる体力があってこそです。
体調を崩すと、たとえそれが一時的なものでも、すべてができなくなってしまう。そのことが、そんな状態になってみて、初めて心の底から分かるんですよね。インフルエンザで結構重い症状だった友達夫婦もそうです。ずっと行きたくて、行く日を待ちに待っていた舞台も(高熱で動けなくて)見に行けず、仕事でもたくさんの人に迷惑をかけてしまったと言ってました(まぁ、予防接種していても、インフルエンザになる時はなるけどね)。
三寒四温のこの季節。しっかり食べて、しっかり寝て(どの口が言う)、やりたいこと、やるべきことを、しっかりやりましょうね~