さよならの連鎖が、終わったとはっきり思える出来事がありました。ここで、ご近所犬のリュウ君の恋話とともに、何度かお話ししていた彼の友達、ももちゃんが亡くなりました。1月の半ばまでは、ももちゃん宅のそばを、ゆっくりゆっくりとだけどお散歩している姿を見ていて、その時は、「(目が見えなくなってるのに)多分お散歩だと思うんだろう。食事の準備にもものそばに行くだけで、よろよろと立ち上がって、どうしても出かけようとするんで、少しだけ歩かせて帰ってる…」ってことだったんですが、「このところ見ないねぇ」と母と言っていたんです。こちらもあんまり歩いてなかったんだけど、段々動けなくなっていたから会えなかったんですね。老衰でなので、大往生と言っていいと思います。静かな最期だったそうです。
過去記事の一つ「ももちゃん便り」
ももちゃんのところは、たくさんの土地持ち。その中の、そばに民家のないいちばん山際の所にお墓を作ってもらうそうです。家族の中でいちばんかわいがってくれた、自営のももちゃんパパの仕事場の一つはそのすぐ近くにありますから、ももちゃんは毎日のようにももちゃんパパと会えそうです。
今まで時々遊んでくれて、ありがとね、ももちゃん。こちらは寂しいけど、あちらに行けば、魂は一番元気だったころに帰るって話があるんだって。もしほんとだったら、ももちゃん。若~くなって、リュウ君を探しなね。きっと待ってるよ。