『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

明日からまた雪?



 歩数計をつけ忘れたり、あまりの寒さに歩かなかったりして、ゆっくりゆっくりと山口に着きました。さて、これからしばらく山口を歩き、どれくらいで九州を回り切れるでしょうね。寒いしねぇ。今週何個もが予報に並んでいますもん。

 ところで、最近、こちらからかの国を訪ねる観光客が、とんでもない数で減り続けているというニュースがありました。そのニュースについてのあちらのコメントの中に、「あの子」がいけないからだというコメントがあったんですよね。「今のように休んだりせず、ドラマを作り続けていれば、こんなことにはならなかったのに」って言うんです。

 「たった一人のせいかい! そこまでおっ被せるか!」…と思ったり、「国自体はどう?」…とか思ったりしたのですが、それくらい大きな働きをしたと認めているからこその言葉なのかもしれません。

 そのことばに、実は心がちょっとだけのほうに動いたのも確かです。だって、ねぇ…。

 PCとは無縁だろうと思われた、ある年齢以上の女性たちまで、多くPCに向かわせた人です。あれだけの人が動いたんです。仕掛けられた「何とかブーム」とはまた違う流れでしたから、ずっと作品を作り続けていたら、もしかしたら、今とは別の形の流れになっていたかもしれません(そこだけは)。こちらも、かの国自体の構造のあれこれにまで目をやることもなかったかもしれない(それどころか、「あの子」の報道から、国内の報道のほとんどがおかしいことも知ったし、政治経済まである程度わかるようになっちゃった)。

 でも、だからこそ、今のあの国で「あの子」が(自分主演の)思うとおりの作品を作ることは、おそらく至難の業だろうなとも感じられるんだから、痛しかゆしではありますが…(あれじゃ、いやになるよね)。これからかの国がどうなるのか、そして「あの子」がどう動くかは、神のみぞ知る…なのかもしれません。