『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

精霊の宿る木

 この前の、パキラの記事を書いて、「そう言えば、うちにはもう二つ、観葉植物がある」と思い出しました。…って、パキラの記事を書いてる時から、それはずっとそこにあったわけですが… パキラも私が思っているほど知られてないのかな…と思ったので、ついでにわが家にある「ガジュマル」について、調べてみました。ガジュマル、ご存知ですか? こんなやつなんですけど…。うちのは、あまり美しく整えられてないので、また画像をお借りしました。これがガジュマルです。

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 これも先回のと同様、寄せ植えになってますね。上の木がそうです。うちのは、根がこんなに立派ではなく、葉っぱはこれよりもだいぶ茂っています。春になったら、少し整えてやらないと…。

 父の闘病時に同じようにほったらかされていながら、パキラはダメになったのに、これは生き残りました。その時に、生命力が旺盛な木だなぁと感心したんですよね。そうだ。もうひとつうちにあった「オリヅルラン」も、枯れてると見せかけて、しっかりと根は生きていました。これも、しぶといですね。いい意味で…。

 ガジュマルは、東南アジアを中心として、インド・オーストラリアなどに生育する常緑樹で、「幸せを呼ぶ木」とか、「多幸の木」とか言われるそうです。種類は800くらいあるそうですが日本に入って来ているのは、原種&園芸品種合わせて20くらい。↑の根が丸く太った「人参ガジュマル」が一番人気なんだそうです。うちのもこれです。沖縄などには、多く生息しているそうな。見られた方もありますか?

 ガジュマルの葉っぱには、リラックス効果や気を静める効果があると言われているそうですが、普段観葉植物としてみているこのガジュマルにも、花言葉があるようなので、調べてみました。これにもこんな花が咲くんですね。花言葉は、「健康」。

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 風水では、「金の気」があふれ、「幸せを呼び込む」といわれるこのガジュマルには、座敷童のような精霊、キジムナ―が住むと言われているそうです。キジムナーは、赤い髪に赤い顔をした、子供のような姿をしているそうなんですね。人間たちと関わって生活し、かわいがってくれる家は栄え、そうでない家はつぶれていく…なんてあたりは、座敷童的なんだけど、大嫌いなタコを投げつけられたり、住処であるガジュマルの木を切られたりすると、とり殺すくらい徹底的にたたる…とか。精霊さんというのは、付き合い方が難しいんですね

 お盆に頂いたパキラから、ガジュマルの木…。果ては、キジムナーまでやってきました。でも、こういう伝説を知るのも面白いですよね。最後に、ガジュマルの古木をちょっと検索。うん、これならいそうだ! キジムナー。

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うちの小さなのにもいるかしら…。これからはちゃんとお世話しますから、どうぞ、命だけは…(おいおい…)。