お祝いの代わりに

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 まずは、これをご覧ください。


 不器用なお父さんの精一杯の(無言の)言葉。その想いを、そして奮闘を、ほんとうにわかるのは、彼女だけ…ですよね。

 音楽は言葉を越える。それがこのCMのコンセプト。確かにねって思います。そのままでなくても、その光景は、温めてきたそれぞれの想いの中で言葉以上のものに代わるのでしょう。

 ずいぶん前に書いたことだけど、友達に、彼女のところのおチビちゃんが通っていたピアノ教室に、「ショパンの『別れの曲』を、卒業までにどうしても弾きたいから教えてくれ」と、飛び込みでやって来た高校生の男の子がいた…という話を聞いたことがありました。それまでにピアノの経験がなかったようで、かなりにぎこちなく、ぎりぎり間に合うか合わないかというところだったというけれど、その時、果たして彼が聞かせたいその時に、「別れの曲」を届けられたんだろうかと友達と話したんです。これを見て、とにかく必死だったというその男の子のことを思い出しました。

 私は、そして私たちは、いろんな意味で間にあったんでしょうか。