『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

やってしまった…(T.T)

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  やってしまいました。塩漬けしてたらっきょにカビが出てしまった…。いや。カビを出させてしまったと言った方が正解です。根つき砂つきらっきょ(砂丘らっきょなので)をいただいて漬けるようになってから初めてのことです。


  根を切ってしっかり洗い、1週間塩漬けにしてから水洗い。そのあと、半日陰干しして、お酢と砂糖とみりんを煮たてたものを、冷めてから鷹の爪とともにらっきょを入れた保存ビンに入れて封をする…というやり方をするわが家。塩味がきつければ、後でしっかり塩出しをすればよかっただけなのに、塩漬けにする塩を控えすぎ、もしかしたらそのためかと思いつつも、水の上りが少ないので、ビニール袋を3枚重ねにしたものに少し水を入れてしっかり縛り、重石の上に重さを追加して、一週間を過ごして漬ける…つもりでした。


  ところが、真夏日、夏日が続く中、ちょっとしたアクシデントがあって10日ほど置きっぱなしになってしまったんです。で、やっと漬けようとしたら、何と、塩漬けにしていた保存容器の中に、重石を足すためにのせたビニール袋の水が滲み出して流れ込み、さらに、らっきょは見るも哀れな状態になっていた…というわけです。


 考えてみれば、悪いことばかりをしていたみたいです。塩は少ないわ(限度と言う物がありますよね)、例年より暑い日が続く中、長い間おいてしまった。その上、その中に水が流れ込んでしまうというのは…(もっと塩が薄くなってる…)。


 前にも書いたことがあったでしょうか。実は、元々らっきょはそんなに好きではなかったんです。でも、京都で出会った漬物の冊子を買って帰ったすぐ後で、らっきょをいただき、冊子にあった付け方をアレンジして漬けるようになってから、気になる匂いがほとんどしなくなったのと、味が市販のらっきょ酢よりだいぶおいしかったのとで、例年作るようになっていたんですね。なしに一年過ごすのは淋しい…


 …というので、昨日の外出時に買ってきました。ほかのものも買い物かごに入れていたら、何も言わないのにレジの人が、「匂いがうつるといけないから」と、別の袋に2重にしていれてくれました。感謝~♪


 鳥取名産、砂丘らっきょ。今度は、ちゃんとセオリー通りに塩漬けにしました。重石もね。ちゃんとやるから、いい子に浸かるんだよ、らっきょ君たち。