去年の初め、忙しさに取り紛れて植えわすれていたフクジュソウの株(?)が一つだけ生きていてくれた…という記事をアップしました。で、大事にしなきゃ…なんて書いていたわけですが、昨年の母の入院騒動のあたりからす~っかり忘れ果て、肥料も何もやらず、植え替えた小さなプランターに入れて庭の隅に置いたままになっていたんです。
「忘れじの花」
今朝、何気なく裏庭が見渡せるキッチンの窓の外を見たら、小さな黄色の花が見えるじゃないですか…。
思い出しました。そして、気が付きました。去年は咲くことのなかった、フクジュソウ。ほったらかしてあったフクジュソウの花が咲いてるんだ!と…。飛び出してそばに寄ってみたら、ちゃんと新しい葉も用意してる…。何ていい子なんだ~京都の某離宮のお庭におっこっていた種から育てたモミジの小さい木の近くに置いていたので、夏のさなかも、適当に陰になり、そして、水だけは取り込んでいたんでしょうね。
実は先週後半、「先日朝起きた後、ちょっと気にかかったことがあった」と定期の診察の時に先生にお話ししたことで、母に朝方少し不整脈が起こることがわかったんです。ここまで何ともなかったのにね。気候の変化のせいなのか、何のせいなのか…。で、とりあえず、今年の京都のお花見はあきらめることにしました。
行けなくはないようなんだけど、まだ弁置換手術から1年たっていないこともあるし、そういうことなら、今年はやめとこうということに。「去年は大変だったけど、今年こうして京都でお花見ができてる」と喜ばせてあげたかったんですけどね。で、本人もちょっとがっかりしていたところなんです。
そんなところに、そっと咲いてくれたほったらかしフクジュソウ。いいことがありそうな気がしてきました。