『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

忘れじの花

 
 
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思いがけないものが見つかりました。というか、年末のあれこれで忘れはてていたんです。後で植えようと思って、植木鉢や園芸土を置いている物置の隅の影になった所に、いただいた時のナイロン袋に入れたままで…。

それは、「お正月の寄せ植えにでも」といただいた福寿草の苗…。

しっかり2週間は過ぎています。3つついていたはずのつぼみは2つダメになっていて愕然(当たり前?)。慌てて植えつけてやりました。たった1つ残ったつぼみは、ちゃんと咲いてくれるかしら。

とりあえず根が無事なようなので、管理さえちゃんとしてやれば来年は花がつくとは思うんけど、ゴメンねと声をかけて、ふと思ったんです。福寿草の花言葉って何だろう…。

で、調べてみました。やたらに寒いなかでも、指と食欲だけは達者です(爆)。

福寿草の原産地は、日本・中国・韓国(何故か北は書いてなし)…それとシベリア。旧正月の頃咲くので「元日草」
とも呼ばれていて、江戸時代-元禄の頃からお正月の縁起物として好まれたと書かれています。根には、強心作用や利尿作用があり、民間薬として使われてきたとも書いてありました。良く効く分、毒性も強くて、素人が生知りで(薬としては)扱わない方がいいそうです。どおりでタフな根っこなわけだ。そうそう。花言葉を探すんでした。
 
福寿草の 花言葉は、「幸せを招く」「永久の幸福」(他にもいくつかあるようですけど、どれにもあるのはこれ)。黄色く可憐に咲く花もだけど、花言葉もお正月にぴったりですよね。

この福寿草をいただいたとき、お父様の初七日のために実家に帰っていた幼なじみが、ちょうどうちに寄ってくれていたんです。

「福寿草かぁ…。父が好きだったんだ。お正月前に寄せ植えして毎年くれたのよ。毎年もらっても困るのにねぇ…。でも、もう増えないな…」

私も可愛がってもらっていたおじさまでした。その方の、初七日に届いた福寿草…。可愛がってやらなきゃね。