その中に、去年いただいてきた三つのおみくじを見つけました。いつもなら年末に、新しいのと交換したお札などと一緒に近くのお寺のお焚き上げに持っていくのですが、うっかりして忘れていたんですね。今年いただいて来たのを入れてあったわけですから、気がついてもよかったようなものなのに。
まっ、あったものはしょうがない。今度どこかで古いお札を収めるとことに入れさせていただくか、来年お焚き上げしていただこうと決めて別の場所に置き、棚をふいて、今年の三つを戻して…と思ったら、一つおみくじがたりないんです。さっきまで、そこにあったのに。 もしかしたら、去年のだと思ったのの一つがそうだったかもと思い、見返してみたのですが、やっぱり違うんです。 いちばん最後のに当たるのが、やっぱりない。ベッドの下も這いずり回り、とにかく部屋にある家具の裏もみんな見たんですけどね…。
ないものはどうしようもないので、そのうちどっかから出てくるだろうと探すのをやめたんですが…。 探すのをやめたと~き~、見つかることもよくある話で~♪
そう。見つかったんです! 1週間がたった今日、別の部屋にあった、ずっと開いてなかった本の中から…。ええ。そんなわけはないんです。だって、去年のおみくじと今年の三つのおみくじとを先週ちゃんと分けたんですから…。そして、その本を開いた時期も違う…っていうより、何でそこにあったんでしょう…。
そう思った時、思い出しました。時計だったか指輪だったか忘れましたが、これとおなじような事があったという記事を読んだことがあったのを。「珍しいことだが、そういうことはないことではない。何かあるのではないかと心配することでもない」と、最後に書かれていたと記憶しているのですが、それと同じようなことを自分が経験するなんて思ってもいませんでした。まさに狐につままれたような感じです。…とはいうものの、狐って、あの足でどうやってつまむんでしょうね…(と、話はあらぬ方向へ進む…)。