『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

両参りになるかしらね

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この間、出雲大社で遷宮が行われたことを記事にしましたが、出雲大社には、ここにも参っておかないと、片参りと言って「出雲の神様のお陰が半減する」と言われる神社があるというのを、今年はじめて、それも本で読んで知りました。

出雲大社参拝歴は子供の頃から。ほんとはこっちでしっかりお参りを…とかいう場所は知っていても、そんな話は初耳です。こちらでも知らない方があるんじゃないかと思います。遷宮の年ならではの話ですよね。

今年は遷宮後に出雲大社に行くことに決めていましたが、そんな話を知った限りは、ついでにそこにも行ってみようと思ったんです。ところが、そちら近くの友達に聞くと、両方の距離は地図の見かけよりかなりあるそうで、「両方にお参りすると泊まりがけになるよ」…とのこと。

そうか。泊まりか~。それとも二日に分けて行くかだなと思ったら、その友達が、地理があまりわかってない私を、そちらの神社に連れていってあげようかと言ってくれたんです。

最初は同じ日に両参りに挑戦するかと思っていたものの、結局風邪をこじらせて行けなかった私ですから、ホントにありがたい話でした。

そこは、「関の五本松。一本切りゃ四(し)本。あとは切られぬ五本松」と歌われた(祖母が民謡好きで、子供の頃、耳にタコができるほどレコードで聞かされてる)、「関の五本松」という民謡の舞台、美保の関にある美保神社という所なんですね。 ほどなく出雲大社にも行くつもりなので、おまけで両参りとしてもらおうと思っています…(^_^)v

そうそう。子供の頃に覚えた歌と言えば、芸者さんの置き屋さんの娘さんがクラスメートにいて、こんなのを教えてもらったことがありました。

「なんだ、なんだえ。あんな男の一人や二人。欲しくばあげましょ、のし付けて。とは言うものの、ちょいと。あんたは、あたしの惚れた人」。

薄情な(?)思い人。それでもやっぱりほれてるって想いを歌う都々逸(どどいつ)ですよね。節を直してもらいながら、意味もわからずに歌いながら帰る子供が数人。不思議な絵ですよね(爆)。

あんた~は~、あたし~のぉ、ほれ~たひ~と。 はい。御一緒に!(薄情とは違うけどね^^)