『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

ペンを旅して

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以前、実用書を読むときに4色ボールペンを使うという話をしたことがありました。すごく大事だと思えたところに赤、ふつうに大事だと思えたところは青、特に大事という感じではないけれど、なんか興味を持ったところには緑を使って、ラインを引きながら読んでいくと、ただ読むよりも頭に入るし、むしろ時間も早い(様な気がする)…と。

その記事を書いてしばらくはそれでやっていたんですが、それには都合の悪いことがあったんです。一回だけ読んで終わりの場合はそれでいいんですが、本を再読すると、何故か「大事だ~と思うところ」が変わってくるんですよね。

で、新たなところにまた引く。もしくは、色が変わってくる。となると、さらにラインの数も色もかさみます。で、必要とあらば、再々読…なんてやってると、何が何だか分からなくなってくる…@@;。まっ、それなりに読んでいますからわかるといえば分かるんですが、どれが大事と思ったんだか分からなくなるんですね…。

で、次に思いついたのが消しゴムで消せる鉛筆です。これはそこそこ快適でした。2度目に読んで「ここはいいや」と思えたところは、消していけばいいわけですから、今の自分にとって大事だと思えるところはすぐに探せます。

ところが、これにも問題がありました。もちろん何色か替えながら…というわずらわしさはあるわけですが、これはたいしたことではありません。一番の問題は、消しゴムのカスです。これが、あなた。半端じゃなく出るんですよね。なんか、本を読んでるんだか消しゴムのカスを始末してるんだかわからないくらいになるときもあるくらい…ーー;。

で、いちばん最近思いついたのが、「フリクションライト」です。ペンのお尻についたラバーでこすると、蛍光ペンの文字が消える、というあれ…。正直な話、これは暗記のために生徒・学生が使うもの…と勝手に決め付けていたんです。ところが、たまたまそれを使ってみたら、「あ~。快適…」。これにはカスがほとんど出ない。というわけで、今はこれにしています。

おもしろいもので、カスが出ないで快適だと、違うことに気持が動くんですね。たとえば、最初読んだときには、単におもしろい…というか興味あるなと思って緑を引いていたところが、「いや。これって大事よね!」と青になったり、一気に赤に「昇格」したりすることもあるし、赤と青が反転したり、何のラインもつかなくなったりすることもある(赤や青が緑になることだけはない)…なんてことに気がついて、そんなことがおもしろく思えたり、「ああ。頭の中が整理できたんだな」と思えたりするんですね。

本好きな人なら、何度も読み返したい本がある方も多いんじゃないでしょうか。実用書なら、こんな風に読んでみるのも面白いですよ。ご参考までに…。






(内容としては、一枚目のほうが画像があってるのかもしれないけど、何か殺風景なので、庭にあるブルーベリーの紅葉の画像をメインにして見ました。こうしてみると、ブルーベリーの葉でも紅葉はきれいですね)