先日、ブルームーン(月に二回の満月)の記事を書きましたが、「(月の力が満ちるという)満月と(すべてがリセットされ、新しいことを始めるといいといわれる)新月を知る簡単な方法を知ってる?」と聞かれました。
「私は、パソコンで調べるけど…」
「わざわざそんなことをしなくてもわかる方法があるのよね」と、敵は(敵か?)にやり。「新聞だ!」。「もっと楽…」
その方法とは―。旧暦の書かれているカレンダーをリビングに吊るすこと、だそうで…。そう言われても、まだ気づかない私は、「何で?」と聞きました。
「旧暦なら30日が新月。15日が満月に決まってるじゃない」
またも「何で~?」と言ってしまってから、やっと気がつきました。
私たちが普段使っているカレンダーは、太陽暦。文字通り太陽の動きがベースになってますよね。それに対して、旧暦は月がベース。まさに月の満ち欠けを元にした暦だったんですよね。だから、15日周期で満ち欠けする月の月齢と日にちはまったく同じだったんです。細かい時間の誤差はあるとしても、確かに15日が満月で、30日が新月。
「旧暦見てると、季節の感覚も、旧暦の方が近い感じがするのよね」
で、旧暦もかかれてるカレンダーを使うようになったんですって。
「使ってみたら? 縁起かつぎっぽく感じるかも知れないけど、花の種や苗を植えるのは新月の日にして…とか、案外使えるよ」と彼女。
なるほどね~と思いながら、改めて人は月とともに生きてきたんだな~と思った出来事でした。
(画像は、月に全然関係なくて、今年特に生活の友だった一品、アクエリアス…って、何故その画像をこの記事につける…ーー;)。