伊勢神宮ヨン百物語(第二鳥居を越えて)

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内宮のお参りは、五十鈴川での手水に始まります。手水舎はもちろんあって、手や口を清めたりはしますが、ここでは五十鈴川で手を洗い清めてから…というのがお約束らしいです。

この日の参拝客は下宮よりはるかに多く、下宮がホールコンサートなら、内宮はドームコンサートくらいの人出という感じに思えました。それがひろ~い神域に広がっているわけです。二年前の資料だと、この時期でも一日で万の数の人はいらしているようですから、たぶんその日も1日のうちにはそれくらい来られたのでしょう。このクソ暑い中でも、です。これはもう、大変なことですよね。私もその一人ですが…^^;。

さて、その流れに触れてみようと、「五十鈴川の戦い」(ひとつ前の記事参照)の見えない御手洗(みたらい)場に行ってみると、暑さに音を上げた老若男女の「もうダメです~」グループの人たちが、水辺や木陰になったあたりにかなり座り込んでおられます。

ここで水晶にひと浴びをさせてやろうと思っていた私も、その隙間に入り込みました。 宝石や水晶などを持っている場合、ここで清めるといいと、ものの本には書いてありました。それで「浄化」でき、よみがえるというんです。郷に言っては郷に従え(?)。私も手持ちの小さなやつを持ってきていたんです。

遠い昔、ここで鯉が泳いでいる姿を見たと母が言っていましたが、今もその姿は見られるのでしょうか。見られた方、ありますか? この日は鯉の姿はなく、手の間にはさむようにして、くるくると水晶を洗っていると、ごくそばに、何匹かメダカが近寄ってきました。ふふっ。恐いもの知らずです(恐いのか?)

ひんやりする水に手をつっこんでいると、しばしほっとできました。でも、「まだかいな~」の視線を感じていては、いつまでもそうしているわけにはいきません。そそくさと水場をはなれ、先を進むことにします。

実は暑さ対策に、日向を歩くことになるらしい王道の道順を避けて、イレギュラーながら、木陰になる道を行こうと決めてきていました。かなり暑い時間になることもわかっていたので、その木陰でコソッとポカリ○エットなんかも飲んで、そこそこ木陰を行ける風日祈宮に寄ったりもして(歩こうと思っていた道から右折して橋を渡ると、ごく近くにあるんです)、少し鋭気を養ってから、ゆっくり御正宮にお参りしようという計画でした。そうすると第二鳥居はくぐれなくなるけれど、今回は仕方ないと思っていたんです。

ところが、です。何だかんだで予定が崩れ、まるで真っ昼間のグランドで玉拾いしてるような気分になるだだっ広い神苑を歩いていく王道を行くことになってしまったんです。当然、第一鳥居も第二鳥居もしっかりくぐることになりました。「え~い!新参者。控えおろう~。ほかの道を行こうなんざ、10年早いわ~」ということだったのでしょうか。お約束どおりに歩いていきます。

水分をとろうにも、木の陰ならともかく、神域の参道沿いで水を飲むことは気が引けて出来ないし、気がつけば、朝ホテルを出てから二回しか水分を採らず、前夜ちゃんと寝られた時間を合わせても三時間ほどで、それも汗をかいて寝ていたのが、段々響いてきていたんですね。これでは、熱中症街道まっしぐらです。ただ、首に巻いた首冷やしのスカーフや日傘のおかげで、足は何とか進んだんですけどね。

暑い時期に行かれる方、その辺りのことを、くれぐれもお忘れなきように。









(最初の写真は、唯一開いていた御手洗場の空間。ここも、私が来てからすぐほかの方もこられました。2枚目は、水晶片手に撮った五十鈴川。そして、神苑あたりの写真、第一鳥居、第二鳥居です。ご覧のとおり、団体さんはほとんど鳥居で一礼されません)