『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

イメージの力って、すごいかも

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このくそ暑い中、ちょっと面白なぁと思ったことがありました。

今年ではないのですが、部屋の壁に棒を渡して、それに手持ちの大振りのロングネックレスなんかをぶら下げてみようと思いついたことがあったんです。どれも普段使いの安いのばっかりだけど、それを並べて眺めるのも楽しいかなと思い立ったんです。

使えそうな焦げ茶色のフックを見つけて買ったのはいいんだけど、そのときは肝心の、フックに渡すイメージどおり棒が見つからなかったんですね。 本人、やる気満々でノリノリだったものですから、諦められずに、適当なのが見つかるまでのつもりで、うちにあった細い籐の枝(?)を渡して、壁の傷み隠しに青空に雲が浮かぶ柄の布を張り付けていた壁の部分に取り付け、それにネックレスを吊り下げるのに使うカーテン吊りのフックをとりつけて、もうひとつだな~と思いながら使い始め、それからも思うのが見つからず、そのまま使っていたんです。

そして、その意欲がどっかに行ってしまっていた今、その棒が突然見つかったんです。それも我が家の庭で!

毎年この時期に来てもらう庭師さんに、庭木の剪定をしてもらったのですが、うるさくなっていた庭の隅にある細いスス竹を少しカットされていたんですね。庭を通り過ぎるときにそれを見て、突然ネックレス掛けの棒のことを思い出したんです。「これ少し細いみたいだけど、あのチョコレート色のフックにあうかもしれない」って。

とりあえず、そこにあった3本をみんなもらって、日陰になる裏庭に。そして、ネックレスをかけるのに使っていた籐の枝を持ってきて、何も考えずに一本を取り上げ、端っこを合わせて小さなのこぎりで、いきなり同じ長さにギコギコ切ったんです。 節を少し落とし、それをフックに掛けてみたら、色合いどころが、太さまでぴったりじゃないですか! この際だから、チョコレート色のカーテンフックも見つけてきて、取り付けてやったら、何と元のイメージどおり!(自己満足の世界ですっけどね…^^;)。

調子に乗って、残った竹も節を取って丈を調整し、3本をずらして紐で編み込み、裏庭のつくばいに掛けてやりました。処分されるはずだった竹たちも、これで見事に再利用できました…^^v。

それにしても、面白いものですね。時がたって、すこし意欲もそがれてしまっていたのに、今になってそれが見つかるなんて…。一度心がちゃんとイメージしたものは、たとえ時がたってしまったとしても、そのままに見つかるものなのかもしれない。そんなことを思いました。

さて、カーテン吊りのフックの数も増えました(画像より増えて、全部で12個)。今度はこれにぶら下げる、楽しいネックレスや、ペンダントでも探しましょうか。