『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

香りについてふと考える

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本を読んでいたら、面白い話を拾いました。「キリストや仏陀は、えもいわれぬいい香りを発していたそうだ」というんです。「何を食べているから…とか、何をつけているとか、お香を焚きしめているから…とかそういうことではなく、神の心(仏陀なら、仏の心?)がそうさせていた」っていうんですね。

「あんた、会った事があるんかい!」と吉本の芸人さんだったら突っ込みたいところですが(いえ。別にほかのところでもいいんですけど)、その話に、ふっと思ったのでした。

んじゃ、加齢臭ってやつはどうなるの?

お二人がどんな年齢で亡くなったのかしらないけど、人間そこそこの年になってくると、加齢臭ってやつを発するというのがお約束になっているらしいのに、それだと、その強弱はあるとしても、「彼ら」は、みんな心栄えの悪い人たちってことになりません?

さすがにそんなことはないだろうと思ったすぐ後で、あくまでも、心を表しているとしたらって事が前提ですが、もしかしたら…って思う事がありました。

その年齢になると、相当人生を味わってきているだろうってことです。仕事でのあれこれ、家庭でのあれこれ、社会生活の中でのあれこれ。いい人だけではやってこられなかった部分もあったのではないかしら(あくまでも、一般的に、という話ですが)。そう。わざとではなくて、そうならざるを得なかった。それを解消できずに生きてきたら、そうなるかもな~って思ったんです(「そうだ! 彼ら自身が不潔だからでも、悪いやつだからでもない!」と、とりあえず言っときましょう)。

さらにしつこく、もし本当にそうだとしたらと前置きして、想像は進みます。

香りが心を映し出すのだとしたら、今の私はどんな香りを放っているんだろう(とりあえず、臭いと書かないだけ自分に期待しているわけですが…)。そして、さらに思ったんです。「あの子」はどんな香りがするんだろう、って…。お近くに行かれた方、ありますよね。どんなでした?ってあちこちで聞いてみたい気がします。そして…、あなたはどんな香りがしてますかね。