『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

怪談より恐い、ほのぐらい底から

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この間、ハンドドリップでコーヒーを立てることの「薀蓄をたれる先輩がかわいい」と言った青年の話がありましたが(笑)、私もハンドドリップ派です。

これまで、サイフォンからコーヒーメーカー、ハンドドリップの製品にしても、いろんなのを使って試行錯誤してきて、今は、ごくシンプルで、雑味が取れてそこそこ味はいいと感じられる、某ガラス食器メーカーのペーパーいらず(誰も間違えないとは思うけど「ペーハー」ではない)のドリッパーに落ち着いています。3000円台。いい買い物でした…^^v。

さて、いきなり話は変わりますが、我が家のお風呂掃除は、最後に入る私の役目です。私は楽に掃除をしたい横着ものなので、どうやったら簡単で効率よくきれいにできるか…を常々考えてるんですね。それぞれに使うシャンプーを入れたワイヤーラック(というらしい。あの太目のワイヤーで組まれている、よく見るアレです)も、ワイヤーのところどころや足の方に黒いぬめっとした汚れがつくのが嫌で、脱衣所に移動してみたり…。で、「まっ、それなりにきれいになってんじゃない?」と思ってたんですね。ええ、ええ。自己満足、自画自賛というヤツです。はっきりと…。

ところが、昨夜のこと。いつものように洗面台…というのか、洗面器を置いて、顔を洗ったりタオルを洗ったりできる台(我が家のは、セミオーダーのユニットバスです)の裏をごしごしやっていたら、ポロンとねじが落ちたんです。その台の下側のパネルを固定してあったものでした。洗うたびに、段々ゆるんでいたのかもしれません。わずかにずれているのを直し、ねじを入れようとしましたが、何せ裏側ですからうまくいきません。で、「まっ、パネルが落ちるわけでもなし、明日にしよう」と決めたんです。裏側を見るために鏡を下に置いて位置を確認すれば何とかなるだろう。最悪、お風呂場に寝っころがって下から見上げれば何とかなるさ、と。

で、結果はその「最悪」でした。どうやってもうまく収まらず、洗い場に寝っころがって、上を見上げてねじを入れるしかなかったんです。まっ、自分で毎日洗っていることでもあり、ついてに、それなりにきれいにしていると思い込んでいますから、寝っころがるのに抵抗はありませんでした。「まぁ、しょうがないわね」って程度。ところが、寝っころがって台の下を見た私は、思わず凍りつきました。その台の裏、汚れ放題だったんです!

そこそこ底も(まるで、早口言葉かシャレのようだけど)、それなりに見ていたつもりだったので、洗えていると思っていたんです。ところが、たとえば、壁面パネルとの接触する辺りとか、影まったところ、それどころか、見落としていたのか、すぐ前の下にあたるあたりに、くろ~い大嫌いなやつがしっかりと残っているじゃありませんか。びっくりして思わず飛び起きようとして頭を台にぶつけるわ、散々です…(T.T)。

何とかねじを締め、起き上がったあとで汚れがあった辺りをしっかりと洗いましたが、こんなことになっていたなんてねぇ…。どれくらい前からあったんでしょう、これ…ーー;。

洗い場で寝っころがる人はそうはないだろうと思うので、裏の様子を目前で見た人も余りないと思います。梅雨が開けた頃に一度チェックをしてみませんか?(実は、私が下に鏡を置いて見たときには、その汚れは見えなかったんですが、うまく工夫されたら、寝っころがるまではされなくても見えるんじゃないかと思います)。私の掃除の仕方がいけなかったのかもしれないけど、もしかしたら、もしかしたらですが、お宅にも、稲川淳二さんの怪談より、恐い姿があるかもしれないですよ~。