『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

19年のかなた

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さて、昨日お話した本のことです。私が書棚で取り出した本というのは、月の幻想的な写真とともに、月にまつわる四方山話のあれこれをまとめたちっちゃい本だったんです。月が好きなんですよね…。その中に、月齢の話が出てくるんです。

その本には40年くらいにわたる新月の日にちが書いてあって、その本を読んでみようかと思うような年齢の人なら、自分の生まれたときがどんな月齢だったかわかるようになっています。

たとえば私は、「昼間降り続いた雪が夜になってやんで、空にはまあるい月が浮かび、辺りが月明かりに包まれたときに生まれた」と聞かされていたので、満月に生まれたものだと思いこんでいたんですけど、その表によると、どうも満月まで3日ほどあったみたいなんですよね。そんなことがわかるのも、ちょっと面白いと思いませんか?

この生まれた日の月齢というのは、パソコンで簡単に探し出すことができますから、自分はどんな月齢のときに生まれたのかなと探してみられますよ。

「そこまではやる気がないけど、ちょっとは興味がある」と言う人に、ちょっとうれしいお話です(ほんとにうれしいか?…)。実はね、月齢と言うのは、19年たつと元に戻るらしいんです。つまり、今日の月は19年前と同じ月齢だと言うこと。今日が19歳、38歳、57歳、76歳、95歳……、まっ、この辺にしときますか。その年齢の方だとぴったり! あなたが生まれたときと同じ形の月が、今まさに空に浮かんでいるわけです。誕生日だけじゃなくて、何か素敵なこと、幸せなことがあったとき、19年前の…と但し書きはつきますが、その夜もこんな月だったんだな~なんて想いをはせたりもできます。

そうでなくても、19年前と同じか~と思って眺めてみるのも、何かいい感じだと思いませんか?

 ちなみに、 今夜こちらでは月は見られそうにありません…(T.T)