ぺ・ヨンジュン3Dという名のDVD(~再び特典映像について~」

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監督は、話の中で「無償の愛」ということばを何度か使ってらっしゃいました。家族に対して、です。そして、その言葉をもって、私は特典映像を見たんですね(私は、監督インタビューから見ましたから)。

「もうひとつの再会」と題された、短い未公開映像を使った特典映像には、これまで見たことのない、チャーミングな家族の姿がありました。

そこにあったのは、いつもどちらかといえば、面白おかしく、ある意味であざといまでに強調し、個人に向けて写し出されてきたものではなく、「その人」に見入り、心から楽しんでいる人達の愛らしい姿です。

つまり、本編もそうでしょうが、いいと思うところを残し、嫌いなところを好きな方向に修正していくテクニックを使って作られたこの映像が、こんなにチャーミングだということは、ちょっと驚きでした。思わず(愛らしいものを見たときのような)笑みがこぼれるくらい、ほんとにチャーミング…。

これまで見た家族を捕らえた映像では、失礼ながらそうは感じられませんでした。それを編集した方にとって、残された部分が好きなところ(必要だと思うところ)だったのでしょう。そういう風に編集されていたものだったということです。

つまりは、この監督さんのようには感じてない…というか、そういう愛はないのでしょうね。お尻がこそばゆく思えるほど、持ち上げてくれ、ではないのですけど、好き嫌いではない作為を感じる…というか、それをちょっとね…。

それにしても、どこからか求めることばかり増えてないだろうか、と、ふっと思いました。監督の言われる無償の愛って、結構重い言葉ですね。