『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

真冬の怪談(?)

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全然それとは関係ないことを検索していたら、思いもよらない「ビックリ」を拾ってしまいました。そういうことはよくあるんですけど、今回はちょっと違う類のものを拾ってしまったんです…。

ずいぶん前、京都でこれまで泊まったことのなかったホテルに母と泊まった時に、工事で壁を引き剥がしたり、何かを引きずったりするような派手な音と床も揺れるくらいの振動が、夜中かなり長い時間続いたと書いたことがありました(こちらを時々訪れて下さる方は、もしかしたら覚えてくださっているかな?)。

ただし、「何だ、これ。寝られないじゃない」と思いはしても(実際は寝てしまって、朝母にあきれられたんですけど)、別段気持ちの悪い不快さや恐怖を感じたわけでもなく、(改装後の部屋だったということなので)「作業した人の、いらいらやうっ積した気持ちが残ってたのかな」と思う程度でしたから、「いつかもう一度泊まって、同じことが起こるか試してみよう」などと思っていたんです。

ところが、たまたま開いた本のページに、「そういう場所は、怖がる必要はないけど、なるべく避けたほうがいいかもしれない」という記載を見つけて、「だな。わざわざ不快を味わうかもしれない所にもう一回いくこともないか~」と、それ以来、そのホテルからどんなに魅力的なプランのメールが来ても、それからは行ってないんですね。

今回拾ったのは、そのホテルのことではありません。実は、最近廃業した、我が家の定宿だったホテル(外資系のホテルが買収。近く新しいホテルがが建つらしいです)が、「出るので有名なホテル」だとひそかに言われていた、という話なんです。

これまでそんな話は表では聞いたことがなかったんですが、場所柄そういうことがあっても不思議ではないところにそのホテルはありました。何かをするわけでもなく、ジーッと見てるというその姿を、けっこう見ている方があるらしいんですよね。

以前一度だけ、ある落語家さんがテレビでそんな話をしてらしたのを聞いて、「ん?」と思ったことがあったんですね。でも、微妙に部屋の感じが違う気がして、そこではないと思っていたのです。でも、今回読んだ内容からすると、そのホテルのことだったんだと今は思います。

私が拾った話でも、実際にはホテル名は書かれていなかったけれど、その特徴や場所からそこだと思いましたし、その中に書かれたコメントに、伏せ字でホテル名が書かれていたのが一件だけあって、それで間違いないと確信しました。

そのホテルに行っていた20年くらいの間、一度もそんなのを見たり感じたりしたことはなかったし、料金だってすご~く安いわけでもなかったんですけどね(そういうところは、なぜか部屋の内容のわりに安かったりするでしょう?)。

実は、ガタガタを感じたホテルのことを後でネットで調べてみたんですけど、特にそういうことが書かれてはいなかったんですよね(そういうのは、たまたま拾わない限り特別な検索用語でないとわからないようになっているんでしょうか)。公に聞いたことはなかったけど、ず~っと出てたらしい(?)ホテルで長年何ともなくて、普通にネットで探してみた中では特に何も書かれてないホテル(こちらも「?」)で、わけのわからないものを感じる。おかしなものですね~。





(そのホテルの窓から撮った東山方面の写真があったのですが、見つからないので、とりあえず「かいだん」ではなく、天竜寺の渡り廊下を…^^;)