はたと今年を振り返ってみると、なによりあの震災のことを思い出します。こちらは、まったくゆれることもなく、最初にテレビで「ゆれている」というアナウンサーさんの言葉を聞いたときは、あんな大変なことが起こりつつあることも知らず、「また地震か~。よく地震があって大変だな~」なんて程度に思っていました。
そのあとのあれこれや、地震以外でも、マスコミでは報道されない大きなデモのこと…。誤解されてしまうような側面も持っていることがわかりつつも、知らされなければ本当のことがなかったことにされてしまう。日本だってそういうことがありえるんだと、いや。起こっているんだ。そんな恐さを思ったりもしました。
これまで漠然と感じてはいたけれど、テレビの解説やコメンテーターとされる人達について、その人がどういう背景(思想や支持母体や出身)を持つ人なのかによっては、どんなに立派なお話でも、どんなに権威ありげな人でも、どんなにいい人そうに見える人でも、信じるに足るものではないということをはっきりと教えてもらった年でもありました…。
すいぶんと、重いことばかりを思い出すなぁ…。
でも、きっと…と単純な私は思います。そんな大変なことがあんなに一瞬で起こるなら、その逆だってきっとあるはずだって…。楽しいことやうれしいことも、たくさん起こるはずだって…。
来年は、たくさんいい時間を過ごしましょうね。ちょっとやそっとのことじゃ、へこたれないくらいに…!
良い年をお迎えください!