以前お話したことですが、冊子(?)「チョア」をまた切手で買いました(買ったというか、私にとっては物々交換のような感覚なのですが…)。
その「チョア」の7号が今日届きました。
その中の彼の方の京都の旅の清水寺のくだりが、私にはうらやましくてうらやましくて仕方無かったんですよね。清水さんについて、知りたいことがたくさんあったからです。何の「背景」も無いときの私が聞きたいことを聞くためには、お手すきそうな方にちょこっとお尋ねして、一言二言お答えいただくことが精一杯ですから。
延々とではなくても、聞きたいことを尋ねられる時間と環境、その上、空には月、そして虫の声の中、ぽつ~んと清水の舞台に立てる…なんて、夢のような話ですもん…。
読むうちに、おやっと思ったことがありました。音羽の滝の水を三本一緒にして飲んだというお話があったからです。もちろん言い伝え程度に思っていますが、その三本の水にはそれぞれに違うご利益があって、それを全部飲むと、ご利益が三分の一になってしまう…とか、無くなってしまうから欲を出さないようにと俗に言われていることを思い出したからです。
案内された大西英玄さんは、「どれかひとつを選んでくださいといったのは、方便のようなもの。自分が今、何を本当に欲しているのか、自分と向き合って欲しいとういう想いだった」というようなことをおっしゃっているようですから、それはそれでオーケーなんですね。今度は私もブレンドしてみよう(爆)。
質問や立ち居振る舞いを見て、「両方が一致している方だと思いました。有名人というより、一人の人として、いらっしゃったように思います」といい、「目線が同じで、周囲への細かい心配りのできる隙がない人」と評した、この大西さん。大西というご苗字で気がつくべきだったのですが、あの軽妙洒脱な素敵な高僧、故「大西良慶」貫主のお孫さんなんだそうですよ。道理で…^^。
ところで、彼の方は、音羽の水を真ん中→左→右と飲んだらしいのですが、そのご利益といわれているものをご存知ですか?
左から、「学問の上達」、「恋愛成就」、「延命長寿」といわれています。ご参考までに…^^