書きっぱなしになっていた虫除けのための唐辛子液の話です。
ここまでの結果ですが、唐辛子液を薬剤噴霧用のスプレーでシューシューしてやると、小さな虫が急いで逃げていくのを見るほかには、トマトが「いい感じです(^O^)」と言ってくれるわけでもなし、少しは効いてるみたいだわね、という感じでいました。
雨が降ってしまうと流れてしまう宿命を持っていますから、短時間でも雨が降ると、そのつど噴霧してやらなければならず、しょっちゅう雨が降るこのごろは、正直言って、唐辛子液噴霧がちょっとうっとおしくなってきていたんですよね。
台風の前も、トマトに噴霧してやったあと、時々話に出す小モミジの木に雑な態度で残った液を噴霧していた時、葉っぱのそばで何かが動いた気がしました。
「ん?」と手を止めたのですが、何もいないみたいです。で、気のせいかとまた同じ所にシュー。その途端モミジの葉が揺れて、見えたんです。葉の陰にちっこいアオガエルがいるのが。
それもアナタ。その瞬間、ビックリしたような顔して、口をポカーンと開けたじゃありませんか。そんな姿をこれまで見たことがなかったし、たった一瞬だったので、見間違えたのかと思いました。
で、ついもう一回シュッ。今度はリクエストにお応えして(してない?)彼(??)に向けてシュー! その瞬間、やはり目を見開くようにして口をポカーンとしたじゃないですか。
「うそっ!」
やっぱり見間違いじゃなかったみたいです。で、も一回確認にシュッ。
そしてカエルは、とうとう「ええ加減にせんかい!」と言いたげに、さっきよりでっかい目と口を開けたあと、後ろをむき、枝から近い塀の方へとヨロヨロと逃げていくじゃありませんか。
「あちゃー。効いちゃいましたか…」って、一回で(正確には二回かも)気づけというかんじなんですが、その姿を見ながら、かわいそうなことしちゃったと思いました。
そのあとカエルはどうなったか…。またすぐに雨が降りましたし、そのあと台風。流されていないとすれば、多分大丈夫だったと思うのですが…。
昨日今日と青空の戻ってきた中、傷んだトマトの葉を取ってやりながら、今度はちゃんとよけて…と注意してみてるのですが、どうもいないみたいです…。もう家には来ないかもしれませんね~ーー;。