驚きました。心を痛めることを含め、驚き続けです。
台風がここを通るという少し前になって、突然風も雨も落ちてしまったんです。そして、それっきりでした。
さて、これからどんな嵐がと構えていたのですが、拍子抜けするほど穏やかな一夜だったんです。
あんなにも、あちらこちらで被害を及ぼしたこの台風なのに。大切な人達をまた、奪っていった台風なのに。それがとても不思議でした。
夜が開けて、また驚きました。トマトが少し傷ついたくらいで、ほとんど被害がなかったと安心したあとのことです。
出歩かず、近くの人にも会わずにいた昨日。我が家のとなりにある小さな川が心配するような水量ではなかったために、避難するような状態は来ないだろうと思っていたのですが、実はごく近くまで水が来ていたそうなんです。
知らないということは、スゴいことですね。知ってる人には大変なことでも、そして、ある意味で危険な綱渡りをしていたとしても、何の事もなく軽々と乗り越えてしまえるのかもしれない。知らなかったことに驚き、我が身の気楽さに呆れ、そんなことを思いました。