『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

あちゃ~(T.T)

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最高気温30℃まであがった暑い日。庭の植え木の剪定をしに来てくださっていた庭師さんの休憩中に、久しぶりの友達から電話がありました。

教師をしていたその友達は、仕事上のトラブルから退職し、病気で倒れられたお舅さんのお世話に時々通っていたのですが、そのお舅さんが昨年末別の病気で突然亡くなり、それからしばらく体調を崩していました。毎日ではなかったものの、看病疲れが出ているのだろうと、「元気になったら連絡してね」と伝えたまま半年がたっていました。

話を聞くと、お義父さんが亡くなってしばらくは、やはりぼーっとして毎日を過ごしていたのだそうです。そのうちに、これまでより格段に暇な時間ができた彼女。うちのことをすませたあと、新聞を穴が開くほど眺めるようになり、主にBSで韓国ドラマが沢山オンエアされているということに、はたと気がついたんだそうです。

で、地上波も含め、韓国ドラマだけで半日過ごせるかを試してみようと思い立ったというんですね。それも、あれ見てこれ見てと、時間表まで作る徹底振り。月から金曜は、(わずかなロスはあるものの)けっこうそれが可能で、スケジュールを立ててみるだけじゃなく、実際に色々見ているうちにすっかりハマったんですって。特に時代物に…。

「知ってると思うけど、韓国ドラマのさきは読めるの。ここまてやるかの復讐や、事故や病気はつきものじゃない。昔の王朝ものなんかにも、それは当然あるよね…っていうか、それがメインだけど、衣装や家具や装飾品や家のたたずまいや生活ぶり…、そういうの、けっこう興味深いのよね…」と、語る語る。

高校時代はかなりの洋もの好きだった彼女が、まさか韓国ドラマに、それも時代ものにハマリ、詳しくなっているとは思いもしませんでした。

「アレみた? じゃ、コレは?」と、私にあれこれ聞いてくるのですが、私には答えられません。「ゴメン。よく知らないのよ。私、韓国の時代物のドラマをちゃんと全部通して見たのって、『太王四神記』だけなのよね」。

そう答えると、彼女は言いました。

「それそれ、それよ~。その名前を知りたくて電話したの~。去年だか一昨年だか、それ見てるって話してたでしょ? 『太王四神記』ね。わかった。ありがと。じゃ、これからレンタルに行ってくるね~」

実は、彼女は仕事をやめるきっかけになったトラブルのことを思い出すらしく、今もパソコンを触れないんです。私が見てると話したドラマを見てみたいけど、名前が思い出せない。だから直接聞いて、借りに行こうと思ったんですね。

「ああ、なるほど。そういうことでしたか」と電話の子機を置いて外に出てみると、私が拾ってきた種子から育てた、裏庭の隅にある小さなモミジの木は、すっかり短く切り揃えられ、夏らしく薄葉(?)にされていたのでした。頼んでないのに…ーー;。

「ああ…。いい、いい。サービス。サービス…(^^)」

「すいません~」と応えたものの、違うんです~。お金をケチったわけでも、ちっこい「自前」の木を剪定してもらうのが申し訳なかったからでもなくて、剪定の仕方だけ教えてもらって、あとで自分でやりたかったんです。それなのに~(ToT)。




(画像は、そのモミジのビフォー&アフター)