『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

北風と太陽(増税異聞その1)

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 わたしの仕事部屋にある古いソファにぴったりのイメージのカバー(フィットタイプではなく、掛けるタイプ)を、お手ごろ価格で見つけました。白い皮製のソファなので、何か掛けないとな~と思いながら長く時を過ごしていたので、横幅があうのを確認して、早速買いました。ところが! ちゃんと確認するべきでした。うちのソファは、予想外に座面の奥行きがあったようで、丈が足りなかったんです~(T.T)。

 さて、これをどうしましょうと考え、頂いたまま置いてあったバスタオル(ラッキーにも色も幅もカバーと同じ!)を後ろ側に足すことにしました。ソファの後ろは壁なので、後ろから見ない限りわからないように掛ければ、何とかごまかせるでしょう…^^v

 少し厚みがあるので、ミシンではなく、母がテレビを見ているそばで、針仕事をすることにしました。流れていたのは、フジテレビ系の「知り○がり」という番組。消費税などの増税(になるか?)についての話題をやっていました。

 その話を聞いてるうちに、イラッとしてきました。最近、「人の数だけ考え方があっていい。どれがいいも悪いもないよな~」っと思うようになっていたのですが…。

 1000万円以上年収のある高齢者を対象にしての増税を考えているというのは新聞で見ていましたが、番組での話は高齢者全体にも及び、「お金を溜め込んでいるのは高齢者」だの、「旅行にいけるくらいお金を持っている」だの、「将来の日本のために、高齢者は我慢して欲しいというのが本音」だのという、年金暮らし年齢くらいに見えた大学の先生や、その年齢にはまだ間があるらしいアナウンサーさんの言葉に(全体を通して言えば、政府の考えを述べてはいるわけですが)、アナウンサーさんと同じくらいの年齢に見えたパネリストの方達が、それに同調しているのにカチンときたんです。

わたしは、もちろんまだ年金をいただく年齢ではありませんが、母がまさにその年金世代ですし、祖母とも長くいっしょに暮らしましたから、祖母のお友だちもよくいらっしゃっていました。更に、しばらく病院の受付をやっていた時期があるので、そこで交わされる話をよく耳にしていた、ということもあります。そういう関係から、高齢者と呼ばれる年齢層とそう接触のない方たちよりは接する機会が多かった。そのせいで、イラッとしたのかもしれません。