2010-12-13 木の葉から落ちる雫の下に 素描(デッサン) #詩 『木の葉から落ちる雫の下に』 木の葉から落ちる雫の下に いつでも 僕はいるから 寂しいとき せつないとき 迷わず ここにいらっしゃい 気の利いたことを言うでもないし そんなに愛想もよくないけれど 折ったひざに 頬杖ついて 葉っぱの裏から 空を見て 時々ふたり 笑おうよ 青空の下 落ちる雫は 降り継いだ雨を忘れたように きらきら 光ってみせるから 寂しいとき せつないとき さっさと ここにいらっしゃい 木の葉から落ちる雫の下に 必ず 僕はいるから