それは軽いノリではじめた事でした。それがあんなことになるなんて…ーー;。
風邪の一番ひどい時期を過ぎ、台所をごそごそしていた時のこと。父の療養の助けにと買っていたびわの種の未開封のヤツが、ひょっこり出てきました(びわの種は、最近抗癌作用があるということで話題になっていたんです)。お茶にしたらいいと置いていたびわの葉もあったので、特に深い想いもなくそれも一緒に飲んでみることにしたんですね。
コーヒーミルに種を5~6つ放り込んで粉々にし、水とともに飲み、どれくらい葉っぱを入れてお茶にすればいいのかを調べて(とはいっても、実はネットで見た分量はさまざまでしたけど)を30分ほど煮出したお茶も飲んで3~4日過ぎたころ…。
トイレに行くこと、大小合わせて10数回。これまでに覚えがないほど目やには出るし、とんでもないほど汗をかくし、体はだるくなるし、その翌日には、腰まで少し重くなってきました。風邪の症状もぶり返したのですが、それまでの風邪の症状とはどこか違うんです。何だ、これ…と思った頭に、ふっとひらめいたのが、その種の袋でなにげな~く見ていた「好転反応」の文字。そんなに簡単に出るものじゃないだろと思いながら、ネットでいくつか調べて見ると、それはそのままその「好転反応」ってヤツの症状に当てはまるじゃないですか…@@;。
ご存知の方もあるかもしれないですが、「好転反応」というのは、民間療法の食材などを飲んだり食べたりした時に、体が悪いところを改善しようとする時に起こる反応のことなんだそうです。最初は、体内にある悪いものを追い出そうとし、次には傷んだ部分を修復しようとし、更には健康な状態に回復させようとする。それらを、「好転反応」というそうなんですね。
つまり、やたらトイレに行ったり、汗をかいたり、びっくりするほど目やにが出たりしたのは、排出作用。風邪の咳や喘息にも効果があるといわれるびわの種を摂取すると、風邪や咳の症状などが戻ってきたとかひどくなったとか感じることもある…とも書いてありました。そして、その後の修復時には、腰や背中が痛くなったり、前にいためたり手術をしたところがあれば、その部分が痛むこともあるのだそうですが、それには個人差があるらしい…。
対処法としては、そのまま耐える…ということのようですが、症状が重く、耐えられないような場合は、量を減らすなどして摂取を続け、とにかく水を飲むこと…と書かれています。トイレに通いまくったのは一日だけだし、腰の重さも耐えられないほどでもないのですが、いきなりドンと効くものだとは思ってもいませんでした。
これはちゃんとした知識をもってやらないとだめだな…と、びわの健康療法の本をネットで注文。もったいないからある限り飲んでみて、良ければ続けてみるかな、と思っているところです。ちょこっと見てみたところ、びわって何とアンチエイジングの効果もあるそうですよ。
それはともかく、ネットで「好転反応」のことを読んでいて、ふと思ったことがありました。たとえば、風邪の菌が体に入って、熱や咳や鼻水が出るって言うのは、結局はその「好転反応」なのか?と言うことです。そうですよね? 体の中から菌を追い出そうとしているってことなのだから…。びわの種なんて飲まなくても、体はちゃんと自分を癒そうとしてるんだ。ちょっと感動…。
この頃風邪が治りにくかったり、低体温だったりしてるけれど、もしかして私は、元々もってるそんな力を、自分で低下させていたんじゃないかって…、実はそんな想いもあって、本を読んでみる気になったんですよね。
(びわの綺麗な画像がないので、なぜか、出雲大社にある、さめをだましてまる裸にされた、うさぎの話を聞いてやっている大国さんの像。体を真水で綺麗に洗って、がまの穂にくるまんなさい~って教えてくれたんでしたね^^)。