脳はあきらめない
昨日の朝、用事の電話を待ちながらテレビを見る…というよりぼーっと眺めていると、香取慎吾君が登場。へ~。そういえば、『座頭市』やるとかテレビで見たな。5月の下旬からなのか~と思いながら、見るモードになったとき、インタビューの話の中で、盲目の市を演じるために、休憩中も目を閉じて生活していたという話が出てきました。
「それまで聞こえなかった音や声が聞こえるようになった」という話には、「なるほど。そうだろうな~」と思ったのですが、そのあと、こんな話をしていたんです。
「どんなに広い場所でも、そこに『心ここにあらず』の人が一人でも(?)いると、それがわかるようになった」
「へ~~~@@;」
脳の一部で不具合が起こったとき、あるいは一部に障害があるとき、ほかの部分がその部分の機能を補うように発達する、ということを聞いたことがあります。脳は「けしてあきらめない」ということなのだと、私は理解しました。
この場合は、脳が見えない分を補って、外敵から身を守らせようとするからそうなったのでしょうか。それとも、その中の不調和に気づかせようとするからなのでしょうか。どちらにしても、興味深い話でした。