裏庭にて(その2)

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 追記にしようと思ったのだけど、別の話と言えば別の話なので、新たに記事として上げることにしました。

 父が残した園芸雑誌で、ガーデニングやベランダ菜園に使うといいという土の話を読みました。その中で、ちょっと気になったものがあったので、それについてネットであれこれ調べてみると、結構それ用に品物が動いているようなので、知ってらっしゃる方もあるかもしれません。「日向土」という名前の土なんですけどね。

 日向土は、火山性の園芸用軽石。弱酸性で、園芸用にブレンドされて売られている土よりも、雑菌が少なく、粒が硬く崩れにくいという特徴を持っています。おまけに排気性、排水性がいいのですが、逆に言えば保水性がほかの培養土より低いと言うことになので、これを補うために、「もみ殻くん炭」など(培養土)を足して補う必要があります。これでほとんどのベランダや庭に置く鉢の土として使えるそうです。

 違うものを混ぜなきゃいけないだけ手間じゃない、と思うかもしれませんが、この日向土、ありがたい長所があるんです。排気性がいいということは、土がムレないということ。排水性がいいという事は、寝腐れの心配がないということです。水をやりすぎてしまったりして失敗することもある人にとっては(私か?^^;)、これはありがたい特徴です。で、まして細菌が少ないわけですものね。家の中に置く鉢にもいいし、軽石なので、バンキングにも使えますよね。

 いちばんありがたい特徴は、この土は再生ができるということです。園芸用にブレンドされた土は、その土をもう一回使うとなれば、別に再生させるためのものを加えてやる必要がありますし、そうでなければ、その土を新しい土と交換させなければなりません(この捨て場所が問題!)。これにはその心配がない!

 日向土は、水に浮いてこない軽石なので、「くん炭を混ぜた疲れた土」を水に入れてやれば(あるいは、目の大きなふるいにかけてやってもいいのですが、この場合はあとで水洗いが必要になります)、簡単にそれを分けることができるんです。で、あとは天日で乾かせば完璧に再生! ずっと使い続けられるわけですね。園芸用に売られている土よりは少し高いですが、この点を考えると、むしろ安いかもと思えます。何より、古い土の処理を考えなくてすむだけでもありがたい。

 これでほとんどの花や野菜を作れるらしいんですが、水分の関係で根菜ものにだけは向かないようです。逆に乾燥地で石ころの多い土地が原産のトマトなどには、ぴったりということになります。で、去年重宝したコンパニオンプランツ、バジルを一緒に植えたらどうなるかしらと思うと、今からうっとり…(じゅる)。

 ただ、問題は夏の時期。普通の土でも、朝晩水遣りが…という時期には、この土の欠点がもろに影響します。ですから、たとえば水苔などで上を覆って水分の蒸発を防くといいんです(ちなみに、園芸品を置いてあるお店では、かなりの量でお高めの金額になる水苔も、100円ショップを使うと、量も少なくリーズナブルにあがります)。

 日向土ともみ殻くん炭を9:1の割合で混ぜて、表面積広めのコテナに入れ、液体肥料をたっぷり含ませておく。そこに、苗の根についた土を落として、水で洗い、根の1/3を切り落とした苗を、3センチくらい土をかけて植え込んでやればいい、という植え方も、ちゃんと頭に入れて、日向土を買うことにしました。とりあえず、新しい春の準備です。