『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

出雲へ(追記)

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それについて色々書いてきましたが、バレンタインデー&新月&旧暦の元旦の昨日、思い立って、出雲大社に行ってきました。せっかくだから、何かやらない手はありません(^_^)。

この時代、旧暦の元旦だからといって、一部の年配の方を除いては、お参りに来る人はそうたくさんはないだろうと思ったら、けっこうあったんですよ、これが…。

観光バスから滔々と流れ出す人の群れ。その上、母娘や妙齢の女性同士で来てる人達…はこれまでも多かったけど、今回は「中国語を話す団体さん」や、若いカップルや男子達もかなりいたのに驚きました。この頃、なぜか若い人たちが結構お参りに来るという週末…日曜だったこともあるんでしょうか。

それも、「ぜんざい屋は二つあるけど、ここのぜんざい屋の方がいいんだよ」(ぜんざいの発祥の地は、出雲かとも言われてるんですよ)などと、けっこうこの辺りにくわしい。初めてじゃないってことですよね。良縁を神に願う人の裾野が、それだけ広がってるということなのでしょうか。

ただし、この辺りでのあれこれに慣れているタクシーの運転手さんが、「旧正月でなのか、今日は人出が多いな」と話してらっしゃるのを聞きましたし、境内には、「と~しのは~じめの試し~とて~♪」なんて曲が流されていたり、正門近くにある旅館の玄関には、しめ飾りがしてあったりと、ほんとにお正月ムード。ここでは、お正月が二回あるという感覚なんでしょうか…。まっ、ほかの地域が「神無月」の旧暦10月を、ここでは「神有月」と呼ぶくらいですから、それくらいのことはあって当たり前かも…^^;。そんなことを思いながら、参道を歩きます。

おととい読んでいた例の本に、こんなことが書いてありました。「その時その神社に来られたということは、そこの神様に縁を結ぶことを認められたと言うこと」。はっとした言葉でした。心をまっすぐにして、いい人になって…。それが、お参りのコツらしいですよ^^。

ところで、今回驚いたことがありました。式年遷宮のための大きな工事の最中で、いつも歩くのを楽しみにしてる場所を歩けなかったり(その辺りの空気がとても気持ちいいんです)、やたら風景が無粋だったりした部分はあったけれど、いつもは鳥居を入って拝殿に向かう途中から、背中を押されるような、時には包み込まれるような気持ち良さを感じるのが、今回は拝殿にまだ遠い正門あたりから気持ち良かったんですよね。こんなこと、初めてのことでした。そういえば、「今神様には拝殿を出ていただき、皆さん仮本殿にお預かりしています」と書かれていましたっけ。窮屈だから、ちょっとお散歩中だったのかしら…なんてね(爆)。

旧暦のお正月も明けました。いい年になるといいな。いえ。しましょう。ねっ?




(追記)この日の(旧暦の元旦)に出雲大社では、年が明けて間もない時間に「福神祭」が行われるそうです。やっぱり、しっかり2回お正月があるということですね^^。