同じ空の下で

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ひとつ前の記事で、先月29日の「さるイベント」での出来事を書きました。その翌日のイベントのことはみなさまが書いてくださっているので、私の周りで起こったことを書いてみようと思います。

 30日は残りの用事が早々に片付き、早く東京ドームにつくことができました。その前に「アニメ冬のソナタ」の展示会にも行けるというおまけ付き…^^v

 1時間ほど待ちましたが、そこに並ぶ、どう見ても10代~もしかしたら80代?の老若男女に、人気の層の厚さを見た気がしました。あれを見て、おば様(だけ)がどうのこうのと書くマスコミの気が知れません。

 確かにその年代女性がいちばん多かったと思いますが、よっぽどの興味がないと、あんな長い列には並ばないでしょう。「もっと早く…、開場時間くらいに来ればよかったね。もっとゆったり見られたかもしれないのに。残念だね」という、とても穏やかな40~50代くらいの男性の声が、背中の方から聞こえたのを覚えています。

 その日は早々に入った東京ドームでも、「その熱」を感じました。むしろ前日よりも感じたかもしれません。そして、まったりとした、暖かな空気も…^^。

 その日のお隣は、とても愛らしい方でした。だんな様にお許しをいただいてやってきたというその方は、話す相手を探してらしたらしく、前日感じたことから、「ネットでこんなの読みましたよ~」というようなことまで、いろんな話をしてくださいました。

 たぶんこのイベントに少なからず興味を持ってらっしゃった方なら、皆さん感じてらっしゃると思うけれど、このイベントの「主役さん」にかかわる情報を、ネットで得ているという方はかなり多いと思います。ある程度以上年齢の方のパソコンの普及に、彼ほど貢献した人もいないのでは、と思うくらいだし…^^;。

 あまり正確でなく、思い込みが多い場合もあるということをわかった上で、あちらの記事を熱心に読んだりする方も多いですから、日本のマスコミなんか到底及びもつかないくらい、いろんな情報を得てらっしゃる(それもかなり詳しい)。

 だから、むしろマスコミに、「これこれこうですから、その情報は2~3日遅いですよ」とか「誤報ですよ」と言いたいことも多々あるでしょう。いまだに、「彼」の人気は、みんなが『冬のソナタ』から離れられないからだ(もちろんそれもあるでしょうが、『冬のソナタ』がよかっただけ。彼にあっていただけ…という言い方で)とされることにも?と思ってらっしゃるかもしれない。

 その方も、そんな感じでした。それをおっとりした口調で次々と話されるものだから、その感じが何かかわいくて、入り口でいただいた袋の中身も見ずに、オープニングまでずっとそのお話にお付き合いさせていただきました。

 そして始まったイベント。その方を含めて、笑ったりため息をついたりしたこの日のイベントの周囲は、「和気藹々」のを体現したらこんな感じ?という風で、次々と現れる目の前の「美」や人の想いを堪能している間に、その方が突然「どうしよう…」。

 イベントが思いのほか長かったので、ご主人が帰ってこられるのに間に合わないかもしれないというのです。「行っていいよ」と気持ちよく二日間の外出を許してくれたのと、最初にうれしそうに、それでいて申し訳なさそうに話してらしたので、帰られるのかなと思いましたが、やっぱりしっかり最後まで。そして、「それではまたいつか~!」とダッシュで帰っていかれました。

 その後、帰りに乗った寝台特急を待っているときに会ったのは、その方よりだいぶ年長の方です。「いつも大変なんだから、行ってくれば」という子供さんのエールを得て、初めてイベントに来た…どころか、初めて東京に来た…とおっしゃっていました。

 東京に来るなんて思いもしなかった。その方のイベントでなければ、東京に、それもひとりでなんて、怖くてとても来なかっただろう。それがこうして来てしまった。自分でそれに驚いている。そう話してくださいました。

 隣に置かれたボストンバックに、ちびベアがゆれています(それで、私から声をかけてみたんですよね)。本も日本語版と韓国語版を購入。日々の仕事はきついけれど、寝る間を惜しんで、習い始めた韓国語。あちらまでは行けないけれど、どうしても彼の文章をそのままに読みたいから…。もちろん日々の暮らしはあるけれど、思えば、以前では考えられない生活をしている。そう言って笑われます。

 子供達が、そういう自分に「行っておいで」と言ってくれたのは、それを嫌がっていないからだと思う。「ほかの人とは違う。彼はいい。彼は特別」と言い、「お母さん最近元気だよね~」って言ってくれてる。それがとってもうれしいと。

 ホームのあちこちにイベント帰りの方かもしれないと思える方がたくさんいらっしゃいましたから、あちこちで知らないもの同士の、そんな会話がなされていたかもしれませんね。何か、それもうれしかったな…。だって、みんな幸せそうだったから…^^。

 素敵なイベントでした。心から楽しみました。そしてー。

 みんな同じ空の下で、それぞれの想いを抱え、それぞれの時間を過ごしてるんですよね。ただ一人の人の名のもとに…。そんなことを思いました。