いえ。書いてることを疑っていたのではないし、個人差もあると思うので、私はそう感じたということで許して欲しいのですが、あのお顔を見て、「これはほんとに書いてるぞ」と、自分の感覚として納得できたんです。
いけてるとは言いがたい…と思ったのは私だけでしょうか…^^;。あれは、3時間ほどの睡眠続きで写真を撮りに行き、出来上がった写真を見て「あら~ーー;」と思った、私のパスポートの写真と近いものがあります(元が違うので、できも相当違うことは違うのですが…)。
長いものを書いていて、特に終わりが近くなってくると、外に出た時、私はあんな感じの顔になります。こんな風と上手くいえないのが申し訳ないのですが、いつものかの方の顔を思っていただけば、見当がつくのではないかしら。
もともと形のなかったものが、すこしずつまとまりを見せ始め、全体像が見えてくる。それをもっと「納得できる」ものにするために、あ~でもない、こ~でもないと、文章を入れ替えたり、削ったり、加えたり…。それは、食事やかっこや時間なんでどうでもよくなるくらいのめりこむ、ある意味でいえば、気持ちのいい時間なんですよね(体自体は相当きついです…)。
周りと連絡を絶っていたという話もありますが、だとすればそれは、集中したいというよりは、接触がうっとおしいというほうが近かったのではなかったかと察します。
当然色気なんて、へったくれもありませんから、格好も、洗濯してあってきれいなものを着てればいいだろうという程度になるし、髪も、こういうとき長いと助かるんですよね。セットなんてしなくていいから…。後ろでパツッと縛ってしまえば、とりあえず格好になりますからね。これほど楽なコトはない。見当違いだったりするかもしれませんが、何だか自分を見るようで笑えました。
こんな時間が終わって、そのすべてから開放された時、かの方はどんな顔を見せてくれるでしょうか。楽しみですね。