○沢帆布

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 今回の京都日帰りのついでに、行きたいなと思っていたところがありました。○沢帆布という帆布のバッグのお店です。行かれたことがある方もあるでしょうし、相続の問題がワイドショーや週刊誌ネタにもなっていましたから、行ったことがなくても、この名前を、そしてごたごたのあれこれをご存知の方もあると思います。

 こちらのバッグ、私も持っています。10数年前に知恩院に行った帰りに、たまたま寄って荷物整理に買い求めたのが最初。軽くて丈夫で使いやすいので、うちの母も含めトートバッグなどを持っているという程度なのですが、お得意さんでなくても、しばらく行っていなくても、今回のトラブルには心を痛めていました。

 その騒動がその後どうなったのかはわかりませんでしたが、私が持っているものは、今はもうひとつの店舗を構えていらっしゃるほうの方の時のものなので、近くを通ることでもあるし、時間があれば一度そちらのほうのお店に行ってみようかなと思い立ったんですね。

 何せ、その店舗のちゃんとした位置も知らないくらい久しぶりですから、ホームページを探してクリックしてみて、びっくりしました。そこには、裁判の結果が記されていたからです。詳しいことは書きませんが、私が行こうと思っていたお店のほうの方が継がれることになったようです。それがわかったのも、昨日今日ではないようで…ーー;。

 一段落したんだと思ったあとで感じたのは、それを報道しないマスコミへの不信感でした。私も一回この件をテレビで見ましたが、その時はその騒動を煽るように報道しておきながら、さらにはその後が気がかりだと言っておきながら、結論が出た今、何故何にも報道しないのでしょう。信用第一のお店にとって、そういうゴタゴタを全国的に報道されることが、どれくらいダメージになったかわからないでしょうに…。

 これまでにも、たいして調べてみないでセンセーショナルに話を広げるやり方を何度も目にしてはいますが、関係者がほっとするような結果はわざと知らせないのかと思えるくらい、そのあとのホローがない。そういうことが多い気がします。

 ずいぶん前、昔の週刊誌のライターさんの話を聞いたことがありました。誰かのスキャンダルをつかんだとしても、その人が自力をつけるまでその報道をしなかった…という話です。どこかを出し抜くことより、まず人を(スターを?)育てること。それが暗黙の了解だったと…。
 
 自力がついてしまえば、多少のスキャンダルは乗り越えられる。でも、それが致命傷になる時期には、そっと見守ることも必要…。そう考える時代だった、と話してらっしゃいました。もちろん、その方からだけ聞いた話なので、すべての方がそうだったのかどうかはわからないですけどね…。

 利権の問題で口に出さないとかいうんじゃなく、そういうのは、もうないんでしょうか。まっ、このお店の話は、育てるの育てないの話ではないし、前の記事で書いたように、今回雨に祟られて、そちらのお店にお邪魔することもなかったんですけど、このお店のことを気にしてらっしゃる方がいらしたら一言お教えしたくて、これを書きました。