『双信譜』
その人は痛みに耐えました
そして前に進みました
ふたたび立ちあがれないかも…
そんな傷を負っても
その人は弱みを見せませんでした
そして 立って見せました
心の外の大風や
一人の孤独が その胸を叩いても
この頃思うのは
自分は何を信じているのだろうということ
そして 何をしたいのかということ
それがわかれば 迷うことはない
土砂降りの雨の中にいても
その人は きっと戻るでしょう
その人を信じる 心の元に
ありのままの 姿で