『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

チュンサンの想い~ドラマだっちゅうに!~

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昨日は「冬ソナ10話」楽しみましたか? 「冬ソナ」の流れで、ちょっと寄り道。

「冬のソナタ」の後半で、チュンサンは自分の想いよりも、ユジンのため…をいちばんに考えるようになりますよね(あるいは、それがいちばんの願いであり、想いになったといえるかも)。

話は少しずれますが、この間久しぶりにご本家韓国版「イルマーレ」とハリウッド版「イルマーレ」を見比べたんです。父親と男性主人公との関わりなど、二つの違いは数々ありますが、いちばんの違いは、どちらにもあるラスト近くで男性主人公が女性主人公に会いに行くシーン。その理由です。

以前も「イルマーレ」のことで触れたことがありましたが、ご本家では、男性主人公は、自分の想いを押し殺し、ある意味で彼女を助けるために会いに行きますが、ハリウッド版では、彼はまさに自分の彼女への想いのために会いに行くんですね。

やっぱりこれこそが、「二つの文化」の違いだな~と、改めて思ったんです。

さて、「冬ソナ」に話を戻すと、チュンサンはアメリカ育ち…ってことになってましたが、後半での彼はまさに、韓国版の「イルマーレ」的ですよね。自分の不安や彼女を求める気持ちを押し殺し、彼の考える「ユジンのため」に行動する。

何でだろう。アメリカ文化を享受してきたはずのチュンサンなのに…。ふとそう思いました。そして、その挙げ句には、アメリカでの彼は、韓国の人のコミュニティの中でだけ暮らしてたのかしら。それとも、逃れられない遺伝子として、そんな行動をとってしまったのか。はたまた彼本来の持ち味なのか…なんて考え出すありさま。考えすぎもここまで来ると…ーー;。