『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

やっとやる気に…

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 昨日の記事のパソコンのお掃除もそうですが、実は、去年の暮れあたりまで、すべてにおいていちばんのやる気が起きませんでした。どうも、一昨年からのあれこれが特に秋の初め頃からどっときていたみたいですね…。

 たとえば、家電。元々私は、新しいものを買っても、取扱説明書はとり付け方法などをざっと見るだけで、わくわくしながらさわって覚えていくタイプ(パソコンもそうして覚えていったし…)で、困ったときだけ説明書を読む、という感じだったんですけど、去年に限っては、説明書を見ても最初からまったく頭に入ってこなかったんです。それどころか、新しいデジカメを買っても、ほどんど撮る気にならない…どころか、パソコンに必要なあれこれをインストゥールする気さえ起こらなかった…。出掛けることがなければ、手にすることもなかったし…。

 そんなことが相次いでいたので、「ああ。私の好奇心もここまでか~な」と、いろんなことで空回りすることごとを前にして、焦り半分、恐れ半分で思ったものです。ところがそれが年の暮れから変わってきていたようで…。

 雪国の方には笑われるでしょうが、先々週から先週にかけて、このあたりはとんでもない雪でした。一気に50センチくらい降り、たいして消えるわけでもなく次が降り、同じくらいの嵩だかの雪をキープするという日が5日ばかり続いたんです(こんなことは30年ぶりなのだそうです)。んで、雪かきを日に2~3度繰り返しながら、そんな雪景色を撮る気になったのです。時にはデジカメで、時には携帯で…。撮っては削り、また撮って…。
そして撮りながら、(自己満足で)「これはいい!」と思えるものは、撮る時からその感覚があるということを発見したんです。そしたら、撮るのが楽しくなってきたんですね。

 「そういえば」と思い出したのは、文章を書くときの感覚です。自分が考えたとか書いたという想いもなく、指が勝手に文を打っていく…。そういうときがあるのですが、そういうときの文は、直すところなど一部のてにおは(助詞)以外は、まったくない。これを繰り返していけば、とんでもなくすんごい文章が書けるかも~と思ったことが何度あることか~(そうしょっちゅうはないのが…ーー;)。

 んで、さらに思い出したのは、あるCM撮影において、「どこが気に入らないのかわからないけど、何度も取り直しを要求した」と撮影監督に言わしめたさる俳優さんの話…(CMだけでなくいたるところであるようですけど…^^;)。

 もちろん理屈で説明できる理由もあるのでしょうが、もしかしたら、ご本人にしかわからない、「なんともいえない感覚」があふれてくる瞬間…というのを待っているってことがあったりするのではないかしら、と思ったりして…。
 
 そういうときには、たぶんご本人が思うところの、余計な演技はしていないはず。そして、「パーフェクト!」と思えるはず…。そして思うのです。そういう瞬間をつぎ足していけば、とんでもないものができるかも~!と…。

 いろんなことが、楽しみになってきました。



 画像は、去年の出雲大社の参道で撮ったものです。特に意味はないのですが、なんか好きだったので、これにしてみました^^。