P.S.アイラヴユー
台所の改造でしばらく動けずにいて、この秋見たいな~と思いながらまだ見られずにいる2本の映画があります。1本は「容疑者Xの献身」。そしてもう1本は、「P.S.アイラヴユー」。やっと片付くので、そろそろ見にいこうと思っているのですが…。
その2本目の映画「P.S.アイラヴユー」のテレビCMで流れていた、徳永英明さんの日本版主題歌は、最近耳にすることの少ないゆったりした3拍子のメロディでした。ちゃんと聞いてみようと、VODをネットで検索。気持ちのいいやさしい歌でした。ただ、ふっとある歌詞が引っかかったんですね。
いつかは消えていくなら
何を残せるだろう
星の光が時を越えて
届き続けるように
あなたのために生きよう
悲しみさえ 愛そう
かけがえのない この人のために
僕は愛になろう
あなたのそばにいれたら
なにも望むものはない
失えない この愛のために
あなたの 前に立とう
(詞:山田ひろし「小さな祈り~P,S.アイラヴユー」より)
この前の徳永さんの「愛が哀しいから」の歌詞でも「おおっ!」とは思ったのだけれど、この作詞の山田さん、まっすぐに愛の詞を書く人のよう。それも、歌詞とは言えど、てらいなくどストレートです。引っかかったのは、そのなかの「あなたの前に立とう」という歌詞。
失えない愛のために、この彼は、「あなた」と向かい合ってすべてを包み込もうとしているのか、それとも、「あなた」に背を向けて、彼女を守る盾となろうとしてるのか…。
ふっとそんなことを思ったんです。私は、後のほうかなと感じたのだけれど、歌詞の受け止め方は人それぞれ。あなたはどちらだと思いますか?